防犯×インテリア室内面格子

室内編侵入第1位「住まいの窓」をおしゃれに防犯

第3回室内面格子

味気ない室内面格子も小物使いでステキな空間に

風通しのために設置された、玄関のそばにある小窓。Kさんは、外の空気を入れるためにこの窓をよく開けるのだとか。その分、はめ殺しの窓と比べて防犯性がやや落ちるので、侵入者に「この家はしっかり防犯対策をしている」と思わせるため、業者に頼んで室内面格子を取り付けてもらいました。
しかし、金属製の面格子だけだと、どうしても殺風景に。そこで水田さんは「ここにクリップやフックをかけて、小さなインテリア空間にしましょう」と提案。カードやリース、グリーンをあしらうことで、まるでカフェのようなテイストに仕上がります。ちなみに面格子は、後付けできるタイプ、窓枠に合わせてイージーオーダーできるタイプと、さまざまな商品が発売されており、色も好みによって選ぶことができます。

光が差し込むから小物のカラーが映える小窓は明かり取りの窓としても機能しているので、やわらかい色合いの小物を配置しても、カラーがよく映え、きれいに見えます。

季節に合わせてアレンジ

いろんなゴールドのオーナメントを飾ったシックなクリスマス仕様や、トリコロールカラーを使った涼しげなマリンスタイルなど「四季ごとに配色や使う雑貨を変えれば、季節感たっぷりに仕上がりますよ」と水田さん。
ほかにもアジアンやフレンチなど、小物を変えるだけでさまざまなテイストに仕上がります。

夏場にはトリコロールカラーを使って、涼しげなマリンスタイルに変身

面格子を選ぶなら「素材」重視で

人の頭が入る大きさがあれば泥棒はどこからでも侵入可能なので、小窓も面格子でしっかりと防犯対策を。面格子には、部屋の内側から取り付ける室内タイプと、外側から取り付ける戸外タイプがありますが、戸外タイプはネジ穴をつぶせば容易に取り外されませんし、室内タイプは外観がすっきりするというメリットがあります。面格子を選ぶときに最も重要なのは「素材」。壊されやすいアルミ製ではなく、ステンレス製や鉄入りのものを選びましょう。