秋本番!空き巣被害が増加する季節です
更新日:2014/10/16
秋本番で、朝晩は爽やかな風を感じる季節になりましたね。エアコンを使わず、窓を開けて自然の風で過ごされている方も多いと思いますが、そんな時期こそ戸締りには注意してください。警察庁の統計によると、秋から年末にかけては空き巣被害の認知件数が増える傾向にあります。
秋は、
・行楽などで家を留守にする機会が増える。
・気候がよく風を通すために窓を開けることが増える。
・日が暮れるのが早くなる。
・散歩する人が多くなる(まぎれて目的の家に近づきやすい)。
・年末年始を無事に過ごしたいと思う素人泥棒が増える。
など、泥棒が侵入しやすい条件が重なるからと言われています。
気候もよくなり、ちょっとしたお出かけの際、窓を閉め忘れて外出したという経験はありませんか?空き巣に狙われやすい時間帯は、日中の8時~18時。朝から昼にかけては、家族の送り出しやゴミ出し、幼稚園の送り迎えなどバタバタと慌ただしく、また、夕方は夕食の買出しなど、何かと留守にすることも多い時間帯です。泥棒はそんな短時間の外出のタイミングや戸締りの隙を見計らい、すばやく窃盗を行います。また、日が暮れるのが早くなることから、普段は帰宅していない時間帯でも周りが暗くなり、泥棒に侵入されやすい環境となります。夕方、薄暗くなったときに、玄関やカーポートなどを照らしてくれるセンサーライトや監視カメラの設置等も泥棒の侵入を防ぐために効果的です。
季節が変わることにより、無意識のうちに私たちの生活パターンや、私たちを取り巻く環境は変化していきます。泥棒に狙われやすいタイミングを理解し、まずは、こまめな戸締りを意識して、鍵のかけ忘れや窓の閉め忘れをなくすことを心がけては如何でしょうか。
(監修:京師美佳)
※「空き巣」の月別認知件数
(※H24年 警察庁 犯罪統計データを基に作成)