ウィルスはスマートフォンも狙う?
更新日:2013/08/15
便利なスマートフォンが、思わぬトラブルに?
スマートフォンは電話?パソコン?もちろん電話はできますが、スマートフォンはパソコンに近いものと考える方がいいようです。いわば、電話機能付きパソコン。つまり、パソコンのようにウィルスに感染してしまう可能性もあるのです。
感染は、アプリのインストール時やメール添付ファイル、外部メモリから起こります。ウィルス例としては、個人情報を盗み出して外部に送信する、スマートフォンを遠隔操作する、勝手に電話をかけて高額な料金を請求する…など。自分が感染するだけでなく、知り合いに勝手にメールを送信し、被害を広げる可能性もあるのが怖いところです。
被害にあわないために
対策としては、まず、スマートフォン向けのセキュリティソフトを導入すること。データやアプリを定期的にスキャンし、ウィルスの有無を確認するようにしましょう。
次に、アプリは信頼できるサイトからインストールすること。各携帯電話キャリアの公式アプリサイトではセキュリティチェックを行っており、またアプリ紹介サイトでも独自の審査を行って安全性を高めているところがあります。そうした確かなアプリサイトを選ぶようにします。
さらに、インストールする際にも注意を。Androidでは、インストール時にパーミッション(アクセス許可)を表示します。動画アプリなのに電話機能や個人情報にアクセスする許可を求めるなど、不審なものは要注意。インストールをやめた方がいいでしょう。
スマートフォンには、電話番号やメールアドレス、スケジュールなど個人情報がぎっしり詰まっている他、モバイルバンキングやクレジットカードでネットショッピングをすることもあるでしょう。そうした情報が漏れたら大変なことになります。アプリのインストールはくれぐれも慎重にしてください。