個人を特定できる情報の公開は慎重に
更新日:2013/06/20
あなたの個人情報管理は大丈夫ですか?
ユーザーIDやパスワード、暗証番号はもちろんですが、名前や住所、電話番号、誕生日、メールアドレスといった個人情報を不用心に公開していませんか?
たとえば、名前や住所などが流出すると、DMや勧誘の電話が頻繁に来るようになったりします。これだけならまだ被害は軽いといえますが、場合によっては、誕生日や家族の名前などから暗証番号を類推されることも。キャッシュカードで現金を引き出されたり、クレジットカードで多額の買い物をされる可能性もあるのです。
今、多くの人が自分のホームページを持ったり、ブログやSNSを楽しんでいます。つい日記感覚で家族の名前や誕生日を書いたり、掲載した写真に最寄り駅の駅名が写っていた…ということがあるかもしれません。ですが、どこに危険が潜んでいるかわからないので、なるべく個人の特定につながる情報は公開しないようにしてください。
フィッシングにも要注意!
ユーザーID、パスワード、暗証番号は、フィッシングやスパイウェアで盗み出されることもあります。フィッシングとは、本物のサイトに似た偽サイトへ誘導し、個人情報を盗み出すもの。「ID・パスワード、登録内容を確認するため、次のアドレスにアクセスを…」などのメールを受け取ったら要注意です。メールに記されたURLリンクを使わず、確認しましょう。
また、スパイウェアとは、勝手にパソコン内部からインターネットに情報を流すソフトウェアのことで、インストールした別のソフトウェアに組み込まれていることもあります。常にファイアウォールやウィルス対策ソフトなどを活用して、大切な個人情報を守りましょう。