小学生が不審者から身を守るための対策とは?保護者がすべき防犯を紹介
更新日:2025/04/04
子どもを狙った犯罪が後を絶たない昨今、小学生の安全を守るためには家庭での防犯対策が非常に重要です。小学生は、危険に対する判断力や対処能力がまだ未熟であり、不審者に狙われやすい存在です。そのため、保護者としてどのように子どもに防犯意識をもたせ、身を守る力を育てるかが重要になります。
この記事では、小学生を不審者から守るために保護者ができる具体的な防犯対策について、7つの視点から詳しく紹介していきます。
小学生が不審者から身を守るための7つの対策
ここでは、保護者が取り組める実践的な防犯対策を7つの視点から紹介します。多角的な不審者対策を実施してお子さまの安全を守りましょう。
防犯ルールを共有する(いかのおすし・はちみつじまん)
子どもと一緒に基本の防犯ルールを標語で覚えましょう。「いかのおすし」は有名な標語で、「いかない」「のらない」「おおごえを出す」「すぐにげる」「しらせる」の5つの行動を指します。
また、最近は「はちみつじまん(はなしかけてくる・ちかづいてくる・みつめてくる・ついてくる・じっとまってる・ん?とおもったらにげる)」という不審者を見分ける標語もあります。
これらをただ覚えるだけでなく、ロールプレイで具体的な場面を想定しながら実践すると、いざという時に役立ちます。
防犯ブザーやホイッスルを付けておく
防犯ブザーは、子どもが危険を感じたときに大きな音を出して周囲に危険を知らせる防犯アイテムです。ランドセルや服の取り出しやすい位置に取り付け、いつでもならせるようにしておきましょう。
その他にも補助的にホイッスルを首から下げておくことで、防犯ブザーが電池切れや不具合を起こした際にも周囲に危険が迫っていることを知らせることができます。
GPS機能付き携帯電話を持たせる
子どもの位置情報をリアルタイムで確認できるGPS機能付き携帯電話は、保護者にとって大きな安心材料です。登下校中の動きをアプリで確認できるほか、指定エリアから出ると通知が届く機能や、防犯ブザーと連動した緊急通報機能を備えた機種もあります。
危険な登下校ルートを把握しておく
登下校中は不審者に狙われやすいため、親子で一緒に通学路を歩きながら、危険なポイントを把握しましょう。人通りが少ない道、死角の多い場所、空き家や物陰など、不審者が潜みやすい場所は特に注意が必要です。
子ども110番の家の活用方法を共有する
地域には不審者から身を守るための「子ども110番の家」が設けられています。店舗や一般家庭などが協力しており、ステッカーが目印となっています。子どもと一緒に登下校ルートを歩きながら、どこに子ども110番の家があるかを確認しておきましょう。
子どもが異変を話せる関係づくり
子どもが「怖い」「おかしい」と感じたことを話せるように、日頃から話しやすい雰囲気をつくることも防犯の基礎になります。大切なのは、「話しても大丈夫」という安心感を子どもにもたせることです。
「今日、何か変わったことはあった?」といった問いかけを習慣化し、異変に早く気づけるようにしましょう。
下記の記事では、小学生の子どもに留守番を任せる際のルールや決めごとについて解説しているので、こちらもあわせてご覧ください。
小学生の留守番はいつから?鍵っ子に守らせるべき防犯ルールも紹介
ホームセキュリティを導入する
登下校以外に自宅も、留守中の子どもにとって重要な場所になります。不審者の侵入や、留守中の子どもへの接触を防ぐためには、ホームセキュリティの導入を検討がおすすめです。ホームセキュリティを導入すればドアや窓に開閉センサーを設置し、万が一の侵入を即座に察知することができます。
また、警備会社と連携しているシステムであれば、緊急信号が送信されることで迅速に警備員が駆けつけてくれます。加えて、専用ステッカーがあることで抑止力の効果も期待できます。住まいの安全を確保するためにも、積極的にホームセキュリティを導入しましょう。
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