【防犯】戸建ての宅配ボックスを盗難から守る方法とは?盗難の手口も解説
更新日:2024/12/19
昨今、ネット通販の利用が増加する中、不在時でも荷物を受け取れる宅配ボックスは戸建て住宅において非常に便利です。しかし、便利な一方で、近年宅配ボックスをターゲットとした盗難被害が増加傾向にあるため注意が必要です。
そこで本記事では、宅配ボックスを狙う盗難手口と具体的な防犯対策について詳しく解説します。
宅配ボックスの盗難手口とは?
宅配ボックスの盗難にはさまざまな手口が存在し、手軽に設置できるものほど狙われやすいと言われています。この記事では、宅配ボックスの代表的な盗難手口を紹介します。
宅配ボックスごと盗まれる
簡易型の宅配ボックスは軽量で持ち運びがしやすいため、宅配ボックスごと盗まれやすい傾向にあります。さらに、設置場所の人が目立たない場合や、防犯対策が施されていない場合、泥棒に短時間で持ち去られてしまうケースもあるので注意しましょう。
セキュリティワイヤーが切断される
多くの簡易型宅配ボックスには、地面や建物に固定するためのセキュリティワイヤーが付属しています。このワイヤーで宅配ボックスを固定することで、移動や持ち去りを防ぐ仕組みですが、ペンチやワイヤーカッターなどの工具を使えば簡単に切断できます。
セキュリティワイヤーが切られると、そのまま中身を奪われたり、ボックスごと盗まれたりするため、ワイヤー自体の強度や固定方法に注意が必要です。
宅配ボックスの防犯対策
宅配ボックスは、盗難被害に遭っても補償を受けることができないので、予めきちんと防犯対策を実施しておきましょう。
ここからは、戸建て用の宅配ボックスにおける効果的な防犯対策をご紹介します。
埋め込み型宅配ボックスを採用する
宅配ボックスの防犯性を高めるためにおすすめなのが、埋め込み型の宅配ボックスです。埋め込み型宅配ボックスとは、玄関横の壁やコンクリートの地面に直接固定され一体となっているため、持ち去りが非常に難しく、簡易型と比べて盗難のリスクを大幅に下げることができます。
施工費は5~10万円程度かかるものの、防犯効果は非常に高いのでおすすめです。また、外観に溶け込むデザインも多いため、住宅の景観を損なう心配もありません。
IoT宅配ボックスを設置する
近年、IoT技術を搭載した宅配ボックスが注目されています。これらの宅配ボックスはスマートフォンと連携し、配達や受取の状況をリアルタイムで確認することが可能です。
さらに、一部の製品では防犯アラームやカメラ機能、通知機能が搭載されており、不審な動きがあればすぐに気づくことができます。IoT宅配ボックス導入には20万円前後かかりますが、設置することで防犯性だけでなく利便性の向上にもつながるため、導入を検討される方が増えています。
セキュリティの高い施錠にする
宅配ボックスの鍵が簡単に開けられるものであれば、盗難被害に遭ってしまうリスクが高まります。そこで、防犯性能が高い「暗証番号式」や「ダイヤル式」の施錠タイプを選択しましょう。
南京錠タイプはすぐに破壊されてしまうことが多いですが、これらの施錠方式は従来の鍵に比べてピッキングなどの被害を防ぐ効果が高い傾向にあります。鍵のセキュリティ性の高さは宅配ボックスの防犯性能に直結するため、盗難被害に遭いにくい鍵を選択して防犯効果を高めましょう。
防犯カメラを設置する
宅配ボックス周辺に防犯カメラを設置するのも、有効な防犯対策といえます。防犯カメラが設置されていることで、犯行の抑止効果が期待できます。
また、万が一盗難が発生した場合でも、防犯カメラに記録された映像が証拠として役立ちます。夜間でも撮影可能な赤外線カメラや、動作検知機能を備えたカメラを選ぶとなお良いでしょう。
ホームセキュリティを導入する
ホームセキュリティに加入することで、専用のステッカーを貼ることができます。これにより外側からでもホームセキュリティに加入していることが分かるので、宅配ボックスの盗難などの犯罪を抑止する効果が期待できます。
また、ホームセキュリティは屋内の総合的な防犯対策としてもおすすめです。プロの警備会社が提供するホームセキュリティであれば、自宅のセキュリティを強化することができます。
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