サンルームの防犯対策7選

日差しを取り込みつつ自由な空間として活用できるサンルームは、非常に人気の高いエクステリアリフォームの一つです。一方で、サンルームはガラス張りでできているため、適切な防犯対策を行っておくことが重要です。

そこで今回の記事では、サンルームを設置している方向けに取り組んでおきたい防犯対策を7つピックアップして紹介します。

サンルームの防犯対策7選

ここからは、サンルームの防犯対策7選を紹介します。防犯対策に取り組んでおくことで、住まいのセキュリティを向上させることができます。不正な侵入被害に遭わないためにも、サンルームを設置している方は防犯対策に取り組みましょう。

防犯フィルムを貼る

ガラス部分に防犯フィルムを貼ることで、サンルームの防犯対策を行うことができます。防犯フィルムとは、ガラスに貼ることで強度を高め、ガラス破りなどの手法で侵入されにくくするための防犯アイテムになります。

一般的な目隠しフィルムは77ミクロン程度の厚みですが、防犯フィルムは327ミクロンから567ミクロンと約5倍程度の厚みが確保されています。ガラスを割って侵入するのに多くの時間を要するので、効果的な防犯対策になります。

防犯ガラスに交換する

防犯ガラスに交換することで、効果的な防犯対策を施すことができます。防犯ガラスとは、ガラスとガラスの間に特殊な樹脂フィルムを挟み込んだ合わせガラスで、防犯性が高い特徴があります。

通常のガラスと比較しても非常に割れにくい造りをしているので、ガラス破りによる侵入も多くの時間を要するようになります。通常のガラスのように短時間で侵入するのが難しくなるので、犯行を諦める可能性が高いメリットがあります。

補助錠を設置する

サンルームに取り付けてある窓やドアに補助錠を設置する事で、セキュリティを向上させることができます。警察庁が公開しているデータによると、一戸建て住宅における侵入窃盗の進入口は「窓」が全体の55.2％、「表出入り口」や「非常口」などが全体の35％となっています。

これらのデータからも分かるとおり、窓やドアから侵入されることが多い傾向にあります。そのため、補助錠を設置して侵入されにくい環境にすることが、防犯上の観点からも重要というわけです。

参考：警察庁　住まいる防犯110番「手口で見る侵入犯罪の脅威」

防犯ブザーを設置する

窓などの開口部に防犯ブザーを設置する事で、住まいの防犯対策を行うことができます。防犯ブザーとは、不正に窓が開閉されると大音量で警報をならして不審者を威嚇する防犯アイテムになります。

防犯ブザーには衝撃を検知するタイプや開閉を検知するタイプ、衝撃と開閉の両方を検知するタイプなどが存在します。90dB以上の音量が出るタイプを選択することで、より高い防犯効果が期待できます。

センサーライトを設置する

出入り口や窓、死角になるような場所にセンサーライトを設置することで、住まいのセキュリティを向上させることができます。防犯用としてセンサーライトを活用すると、人の動きなどを察知して明かりを灯すことができます。

夜間に空き巣などを狙う不審者は警戒心が高いため、暗闇で急に明かりが点灯すると犯行を諦める可能性があります。また、センサーライトが設置されていることがわかるとターゲットにもなりにくくなるので、抑止力としての効果も期待できるでしょう。

防犯カメラを取り付ける

防犯カメラを取り付けることで、犯罪を未然に抑止しつつセキュリティを向上させることができます。防犯カメラがあることで存在自体が犯行を抑止させる効果が期待できるので、ターゲットになりにくくなる傾向にあります。

また、実際に犯行が行われた際には、防犯カメラで記録した映像を証拠としても活用できます。犯人の特定や逮捕に繋がる情報を記録できるので、万が一犯罪が行われてしまっても早期解決できる可能性が高まります。

植栽

サンルーム周辺の植栽を工夫しておくことで、防犯対策を行うことができます。例えば、手入れのされた植栽は防犯意識の高い住宅として認識されるため、ターゲットになりにくくなる傾向にあります。

また、植栽の周辺に防犯砂利などを敷くのも効果的です。夜間に不審者が砂利の上を歩けば大きな音が出るので、目立つのを嫌う不審者には防犯効果が見込めるでしょう。その他にも、棘のある樹木を設置することにも一定の防犯効果が期待できます。

セキュリティシステムを導入する

ホームセキュリティを導入することで、住まいの防犯対策を行うことができます。ホームセキュリティがあることで不審者の侵入を素早く検知し、プロの警備員をすぐに派遣することができます。

また、ホームセキュリティ専用ステッカーを貼っておくことで、犯行を抑止する効果も期待できます。24時間365日の警備体制になるので、安心して外出することができます。手軽に導入することができるので、住まいのセキュリティを向上させる場合は導入しましょう。

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