マンション2階の防犯性やメリット・デメリットについて解説
更新日:2024/09/27
マンションのような集合住宅というのは、1階と比較して2階の方が防犯性も高い傾向にあります。一方で、どれくらい防犯性が優れているのか気になっているという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、マンション2階の防犯性、2階のメリットやデメリット、取り組むべき防犯対策などを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
マンション2階の防犯性について
マンションの2階というのは、1階と比較して防犯性が高い傾向にあります。例えば、1階には植栽が目隠しになっていることが多いため、不正な侵入も気付かれにくく防犯上のリスクが存在します。
一方で、2階は目隠しになるものがないので、周囲からも犯行が見えやすくなる特徴があります。また、1階のように簡単に侵入できるわけではなく、雨樋やはしご、高い木などを利用してよじ登る必要もあります。
このように2階は侵入するのに手間やリスクがあるので、1階よりも防犯性が高い特徴があります。
マンション2階のメリット
マンションの2階には以下のようなメリットがあります。
・家賃が安い
・トラブルが少ない
・出入りが時短になる
マンションの場合は高層階になるにつれて家賃相場や売買価格が上がるため、低層階の2階は比較的安いメリットがあります。また、2階は下の階が駐車場やエントランスなど居住スペースじゃないことも多いため、足音や騒音などのトラブルが起こりにくい傾向にあります。
その他にも、2階はすぐに1階へ降りれるので、エレベーターを使用せずに行き来することも可能です。そのため、出入りが高層階よりも時短になるというメリットがあります。
マンション2階のデメリット
マンションの2階には以下のようなデメリットがあります。
・周囲から確認されやすい
・音が聞こえやすい
・日当たりが悪いこともある
2階は周囲から確認しやすく犯行がしにくいメリットがあります。しかし、その反面カーテンなどを開けっぱなしにすると見られやすく、プライバシーの確保という面ではデメリットになるでしょう。
また、外の声も高層階より聞こえやすいため、騒音が入りやすいという一面もあります。マンションの周辺環境次第では日当たりが悪くなってしまうようなこともあるので、事前にデメリットは把握しておきましょう。
マンション2階の防犯対策
ここからは、マンションの2階における防犯対策について解説します。適切な防犯対策に取り組んでおくことで、住まいのセキュリティを大幅に向上させることができます。安心・安全を確保するためにも、マンション2階の防犯対策に取り組みましょう。
補助錠を取り付ける
窓に補助錠を取り付けることで、住まいの防犯対策を施すことができます。警察庁の住まいる防犯110番によると、3階以下の共同住宅の侵入手口として2位にガラス破りがランクインしています。
また、4階以上の共同住宅に関してもガラス破りの侵入方法は3位にランクインしているため、窓の防犯対策が非常に重要になるわけです。このような観点からも、窓に補助錠を取り付けるのは効果的な防犯対策になるでしょう。
窓ガラスに防犯フィルムを貼る
窓の防犯対策を施す際には、補助錠以外にも防犯フィルムの施工が効果的です。防犯フィルムとは厚みのあるフィルムをガラスに貼り付けることで、ガラスの飛散防止やガラス破りによる侵入を遅らせることができます。
また、防犯フィルムはカラータイプなども存在するため、一定の目隠し効果も期待することができます。防犯性およびプライバシー保護という観点からも、効果的な対策といえるでしょう。
ディンプルキーに変更する
玄関の通常の鍵からディンプルキーに変更することで、住まいの防犯対策を行うことができます。ディンプルキーとは、複製が難しくピッキングのされにくい鍵なので、不正な解錠をされにくくすることができます。
警察庁の住まいる防犯によれば、共同住宅の進入口としてもっとも多いのは表出入り口とされています。要するに玄関からの侵入がもっとも多いため、ディンプルキーなど防犯性の高い鍵に変更するのが効果的な防犯対策になるということです。
ホームセキュリティを導入する
住まいにホームセキュリティを導入することで、非常に効果的な防犯対策を行うことができます。ホームセキュリティとは、住まいに設置した高性能な検知センサーが異常を検知すると、プロの警備員がすぐに駆け付けるシステムになります。
いざという時の被害を最小限にとどめられるほか、ホームセキュリティの専用ステッカーがあることで犯行を諦める効果も期待できるため、犯罪抑止の観点からも非常に効果的です。住まいの安全を確保するためにも、ホームセキュリティを導入しましょう。
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