一戸建てにおすすめの防犯対策7選！場所別のセキュリティ対策を紹介
更新日：2024/07/26
一戸建て住宅はセキュリティの観点からも、防犯対策に取り組んでおくことが重要です。しかし、ひとくちに防犯対策といってもさまざまな対策があるため、何から取り組めば良いのか迷っているという方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、一戸建ての場所別おすすめの防犯対策を紹介します。
一戸建てにおすすめの防犯対策7選！
警察庁「住まいる防犯110番」によると、侵入窃盗の発生場所認知件数として最も多い場所が一戸建て住宅としています。侵入窃盗被害の実に30.5％もの割合は一戸建てで発生しているため、効果的な防犯対策に取り組む必要があるわけです。
そこでここからは、一戸建て住宅におすすめな防犯対策を部位別に紹介します。
参考：警察庁「住まいる防犯110番 データで見る侵入犯罪の脅威」
窓の防犯対策①防犯ガラス
窓で行っておきたい効果的な防犯対策の一つが、既存の窓ガラスを防犯ガラスに変更するという方法です。防犯ガラスというのは、特殊な樹脂フィルムを2枚のガラスで挟み込んでできているため、通常のガラスとは違って割れにくい特徴があります。
そのため、窓ガラスからの侵入方法で多い「ガラス破り」などの手口に効果的です。防犯ガラスのように簡単に侵入されにくい窓ガラスにすることで、侵入犯罪の脅威から住まいの安全を守ることができます。
窓の防犯対策②シャッター
窓ガラスというのは物理的な侵入に弱い特徴があるので、シャッターを設置することで防犯対策を行うことが可能です。シャッターをこじ開けるのは非常に困難なため、ガラス破りなどの手口にも効果的です。
また、窓にシャッターが設置されていると視覚的に侵入するのが困難であると確認できます。そのため、侵入しにくい住宅と認識されるので、ターゲットになりにくいメリットもあります。
窓の防犯対策③補助錠
侵入犯罪の多くは窓から侵入されるため、既存の鍵以外に防犯グッズの補助錠を取り付けて防犯対策するのがおすすめです。窓に多く採用されているクレセント錠というのは、ガラス破りの手口によって簡単に侵入されてしまう特徴があります。
一方で、窓に補助錠を取り付けることで、簡単に侵入されてしまうのを防ぐ効果が期待できます。泥棒というのは簡単に侵入できる物件をターゲットにする傾向にあるので、侵入しにくい窓にしておくことは防犯上の観点からも重要ということです。
玄関の防犯対策①サムターンガード
玄関の防犯対策として効果的な方法は、防犯グッズのサムターンガードを取り付けるという方法です。空き巣被害などで多い侵入手口の一つに、玄関の外側から特殊な工具を用いて内側に設置されているドアロックを回す「サムターン回し」という方法があります。
不正な侵入手口のひとつですが、これを防ぐためにサムターンガードが有効です。サムターンガードがあることで簡単に解錠されてしまうことを防げるため、玄関の防犯対策としておすすめの方法です。
玄関の防犯対策②ディンプルキー
住宅に使用されている鍵にもさまざまな種類がありますが、なかでも防犯性の高い「ディンプルキー」に交換するのがおすすめの防犯対策です。ディンプルキーとは、小さなくぼみが無数に加工されている防犯性の高い鍵の種類です。
一般的なシリンダー錠よりも内部構造が複雑なため、ピッキングによる解錠に多くの時間を要します。また、複製費用も高額な上で複製自体がしにくいため、合鍵による侵入を防げるメリットがあります。
玄関の防犯対策③センサーライト
玄関の回りに防犯グッズのセンサーライトを設置することで、一定の防犯対策を行うことができます。センサーライトは人の動きに反応して明かりを灯すことができるので、夜間に不審者が玄関付近に来ると点灯して不審者の存在を知らせることができます。
また、不審者に対して明かりで威嚇することができるので、犯罪を抑制する効果も期待できます。暗がりで不正な侵入を試みようとする不審者を明かりで照らすことができるので、一定の防犯効果が期待できます。
一戸建て全体でおすすめの防犯対策はホームセキュリティ
一戸建て全体の防犯対策を行うなら、防犯グッズを活用するよりもホームセキュリティを導入するのがおすすめです。ホームセキュリティとは、プロの警備業者が提供している住宅用のセキュリティサービスです。
窓や玄関に侵入検知センサーを設置することで、異常を検知すると信号が監視センターへ自動送信され、警備員の派遣や必要に応じて110番通報なども行うことができます。また、玄関や窓にホームセキュリティの専用ステッカーを貼ることで、セキュリティ意識の高い住宅として認識されます。
犯罪を未然に防ぐ効果も期待できるため、ホームセキュリティを導入しましょう。
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