勝手口の防犯対策は必要!効果的な防犯対策9選を紹介
更新日:2024/04/22
玄関扉は厳重なセキュリティにしている住宅も、勝手口の防犯が手薄になっていることは少なくありません。侵入者はセキュリティが甘い場所から侵入を試みるため、勝手口の防犯対策も行いましょう。
この記事では、セキュリティが手薄になりがちな勝手口での効果的な防犯対策について解説します。
勝手口に効果的な防犯対策9選
ここからは、勝手口に効果的な防犯対策9選を紹介します。セキュリティが手薄な勝手口も、適切な防犯対策に取り組むことで住まいの安全性を向上させることができます。簡単に取り組める防犯対策も多いので、積極的に取り入れていきましょう。
勝手口の防犯対策①補助錠を取り付ける
勝手口に補助錠を取り付けることで、防犯対策を行うことができます。既存で付いている鍵とは別に補助錠を取り付けるとワンドアツーロックになるので、侵入されてしまう時間を多く稼ぐことができます。
侵入犯罪の多くは5分以上手間取ると約7割が諦めるとされているため、補助錠でより多くの侵入時間をかけさせるのは効果的な防犯対策になります。
参考:警察庁 住まいる防犯110番「侵入者プロファイリング〜心理と行動③」
勝手口の防犯対策② 防犯性の高い鍵に変更する
補助錠と同様の理由で、勝手口に取り付けられている既存の鍵を防犯性の高い鍵に交換することも効果的な防犯対策になります。例えば、ディンプルキーやウェーブキーといった種類の鍵はピッキングにも強く防犯性が高いです。
簡単な構造の鍵はすぐに解錠されてしまうため、上記のようなピッキングにも強く防犯性の高い鍵に変更してセキュリティを強化しましょう。
勝手口の防犯対策③防犯ガラスに交換する
一般的な勝手口には窓ガラスが取り付けられていますが、標準的なガラスは容易に破壊できてしまうため、防犯性は著しく低いといえます。そのため、破壊されにくい防犯ガラスに交換することで、防犯性を向上させることができます。
なお、予算的に防犯ガラスの交換が難しいような場合は、内側に防犯フィルムを施工するだけでも一定の防犯効果を見込むことができます。
勝手口の防犯対策④サムターンカバーを取り付ける
勝手口を含むドアというのは、サムターン回しによって不正な侵入をされてしまうことがあります。これを防ぐためには、サムターン(ドアの内側にある施錠部分)に専用のカバーを取り付けておくことで、侵入者が不正に解錠するのを防ぐことができます。
なお、サムターンカバーにはさまざまな種類がありますが、スチール製で全体を覆えるようなタイプを選択することで、焼き破りなどの手口からも守ることができるので安心です。
勝手口の防犯対策⑤ガードプレートを設置する
勝手口のような簡易的な扉というのは、こじ開けと呼ばれる手口で簡単に侵入されてしまうため、このガードプレートを設置して防犯性を高めることが重要です。こじ開けはドアの隙間にバールなどを差し込み、無理矢理ドアを開けてしまう手口のことをいいます。
なお、ガードプレートとは、別名「ロックガード」とも呼ばれているドアとドア枠の間に生じる隙間を保護するための防犯器具で、こじ開けによる不正解錠を防げるメリットがあります。
勝手口の防犯対策⑥ センサーライトを設置する
勝手口付近にセンサーライトを設置することで、防犯対策を行うことができます。暗がりになっていても、センサーライトを設置しておけば人が近づいたのを検知すると明かりを灯すことができ犯罪行為を未然に防げます。
また、センサーライトがあることで防犯意識が高いと判断されるため、ターゲットにもなりにくいメリットがあります。
勝手口の防犯対策⑦防犯砂利を敷く
勝手口付近に防犯砂利を敷くことで、防犯性を高めることができます。防犯砂利とは通常の砂利よりも乗ると音が出やすい砂利なので、不審者が勝手口付近に近づいてきても音で判断することができます。
また、大きな音を立てなければ勝手口付近までたどり着けないので、犯行自体を諦めさせる効果が期待できます。
勝手口の防犯対策⑧防犯カメラを設置する
防犯カメラを勝手口付近に設置すると、セキュリティを大幅に向上させることができます。映像を記録できるので、防犯カメラの存在自体が犯行を諦めさせる抑止効果が見込めるメリットがあります。
また、勝手口から不正な侵入をされてしまった場合についても、記録した映像をもとに事件を早期に解決させることができる一面もあります。
勝手口の防犯対策⑨ ホームセキュリティを導入する
ホームセキュリティを導入することで、勝手口はもちろんのこと、建物全体のセキュリティを強化させることができます。ホームセキュリティは勝手口や玄関、窓などに高性能なセンサーを取り付けて遠隔警備を行うので、24時間365日不正を監視することができます。
また、不正な侵入を検知した際には異常信号が監視センターまで送信され、直ちに警備員が派遣されるほか、必要に応じて110番通報も行うことができます。
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