シニア・高齢者向けの防犯対策5選!おすすめ見守りサービスを紹介
更新日:2024/02/29
少子高齢化が進む昨今、一人で暮らす高齢者の方も増加している傾向にあります。高齢者世帯の一人暮らしにはさまざまなリスクが懸念されるため、住まいのセキュリティ向上には防犯対策に取り組むことが非常に重要です。
この記事では、シニア・高齢者向けの防犯対策が重要な理由や実際の対策方法、おすすめの見守りサービスについて紹介します。
シニア・高齢者の防犯対策が重要な理由
警察庁の住まいる防犯110番で公開されているデータによると、令和四年における侵入窃盗の犯罪は1日あたり約43件発生しているとされています。このうち、戸建て住宅が犯罪の発生場所となったケースが全体の33%と最も多いとしています。
このような背景からも、戸建て住宅に居住している方は防犯対策が必要といえます。特に若い世代よりもハンデのある高齢者については、防犯対策に取り組んでおくことが、生活の安全を確保する上で重要と言えるでしょう。
警察庁 住まいる防犯110番「データで見る侵入犯罪の脅威」
シニア・高齢者向けの防犯対策5選
ここからは、シニア・高齢者向けの防犯対策を紹介します。高齢者の方の身の安全はもちろんのこと、お家の資産を守ることも重要です。そのため、防犯対策に取り組んで、セキュリティを向上させましょう。
1.補助錠を取り付ける
空き巣のような侵入窃盗犯罪の多くは、窓などの無締まりによるケースが多い傾向にあります。そのため、まずは窓などの戸締まりをきちんとしておくことが、防犯対策をしていく上で重要なわけです。
その上で、既存の窓に取り付けられている鍵とは別に、補助錠を取り付けるとより効果的な防犯対策になるでしょう。なお、補助錠は初心者の方でも簡単に取り付けることができるので、現状で設置されていない場合は早期に取り組みましょう。
2.防犯フィルムを貼る
無締まりと同様に、侵入窃盗などの犯罪はガラス破りによる手口が多い傾向にあります。ガラス破りとは、その名の通りガラスを破って侵入する犯罪手口のことを指しています。そのため、窓ガラスが割られないようにする対策が重要になります。
そこでおすすめな方法の一つに、防犯フィルムが挙げられます。現状のガラスに防犯フィルムを施工することで、従来よりもガラスが破られにくくなるため、侵入被害を抑制させることができます。
3.モニター付きインターホンを設置
昨今は、宅配業者などを装って住宅に押し入る悪質な犯罪事例も発生しています。そのため、来訪者を事前に確認できる防犯対策に取り組むことが重要です。そこで効果的な方法になるのが、モニター付きインターホンの設置です。
モニター付きインターホンがあることで、来訪者を画面越しにチェックすることができます。また、画面越しで確認しながらやり取りができるので、不審者の侵入を防げるメリットがあります。
4.センサーライトを取り付ける
玄関の付近や窓回り周辺にセンサーライトを取り付けることで、防犯対策をすることができます。センサーライトは人の動きを察知して明かりを点灯することができるので、不審者の侵入を抑制できます。
侵入犯罪を行う犯罪者は、基本的に暗がりなどを好む傾向にあります。そのため、センサーライトで明かりが点灯することで、犯罪を諦めさせる効果が期待できるわけです。補助錠と同様、安価に始めることができる防犯対策なので、積極的に取り組みましょう。
5.防犯カメラを設置
犯罪を抑止させる効果的な方法の一つが、防犯カメラの設置です。防犯カメラは実際に事件や犯罪が起きた際に証拠映像として使えるため、侵入犯罪はもちろんのこと、不法投棄や嫌がらせなど、さまざまな犯罪映像を記録できるメリットがあります。
これにより、防犯カメラの存在自体が犯罪を未然に防ぐ効果があります。そのため、わざと目立つような位置に防犯カメラを設置すると、犯罪のターゲットにもなりにくく、効果的な防犯対策になります。
シニア・高齢者向けの防犯対策で効果的なおすすめ見守りサービス
高齢者向けの防犯対策で効果的なサービスが、見守りサービスになります。見守りサービスとは、緊急時などもボタン一つで警備員がすぐに駆け付けてくれるサービスになります。急病や転倒事故が発生した場合も、簡単なボタンを押すだけで急行してくれるため、非常に安心なサービスとなります。
高齢の親が離れて暮らしているという場合も、見守りサービスを活用することで安心感を得ることができます。また、見守りサービスは24時間365日対応しているため、どのようなタイミングで緊急性が生じても対応できるメリットがあります。
高齢者の一人暮らしが増加している昨今において、見守りサービスの活用は非常にメリットが多いです。異変にもプロの警備員がすぐ駆けつけることができるので、見守りサービスを積極的に活用しましょう。
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