オープン外構の侵入防止対策5選
更新日:2024/02/21
昨今の戸建て住宅で多く採用されているエクステリアレイアウトの「オープン外構」は手狭な敷地でも圧迫感が生じにくいため、開放感が魅力的な一面があります。一方で、適切な侵入防止対策を施さなければ、デメリットになり得る点もあるので注意が必要です。
この記事では、オープン外構の侵入防止対策が重要な理由や、取り組むべき適切な侵入防止対策について紹介します。
オープン外構の侵入防止対策が重要な理由
狭い敷地でも開放感を演出できるオープン外構は、建売住宅を中心に広く採用されている外構レイアウトのひとつです。フェンスや塀もないので、外構工事の費用節約など、コストダウンを図れるメリットもあります。
しかし、敷地境界を遮るものが何もないので、外部から誰でも簡単に侵入することができます。
また、フェンスのように視界を遮るものもないので、敷地内におけるプライバシーも確保できないデメリットがあります。
小さなお子様がいるご家庭では、道路に飛び出してしまう危険性もあるため、交通量の多い立地条件の場合、特に注意が必要です。このような観点からも、オープン外構にはデメリットになり得る点も非常に多く、適切な侵入防止対策に取り組むことが重要ということです。
オープン外構の侵入防止対策5選
ここからは、オープン外構の住宅が取り組むべき侵入防止対策について紹介します。侵入防止対策に取り組むことで、住まいの安心・安全な環境を構築することができます。家のセキュリティを向上させるためにも、侵入防止対策を実施しましょう。
1.フェンス・門扉を取り付ける
敷地境界にフェンスや門扉を取り付けることで、侵入防止対策を施すことができます。ひとくちにフェンスといっても、安価なスチールメッシュから標準的なアルミ形材、洋風住宅のデザインにもマッチするアルミ鋳物など、非常に多くの種類があります。
また、フェンスと同様に、門扉を設置することで防犯性を高めることができます。なお、外部から敷地内の様子が見えにくいものを採用すれば、プライバシーを確保できるメリットもあります。
2.チェーンポールを設置
駐車スペースにチェーンポールを設置することで、侵入防止対策をすることができます。チェーンポールは私有地と公道の境界を示す役割もあるため、無断で敷地内に入ってこられるのを防ぐことができます。
また、チェーンポールがあることで、車の盗難被害を抑制させる効果も期待できます。ゲートの設置に比べて比較的安価に設置できる侵入防止対策になるので、コストを抑えたい方にもおすすめです。
3.植木鉢・プランターを敷地境界付近に設置
植木鉢やプランターを敷地境界付近に設置することで、目隠し効果や侵入防止対策になります。フェンスや塀のように本格的な工事が必要なく取り組めるので、コストも抑えることができます。
また、植物なので景観も良くなるメリットがあります。水やりを含めて人の手入れが必要なため、メンテナンスの手間が掛かる一方で、おしゃれにコーディネートすることも可能です。
4.防犯カメラを設置
防犯カメラを設置することで、敷地内に無断で侵入されてしまうリスクを低下させることができます。防犯カメラがあることで、存在自体に犯罪を抑制する効果も期待できるため、目立つ場所に設置するのが効果的です。
また、犯罪の瞬間を映像に記録することもできるため、犯罪の早期解決にも役立ちます。嫌がらせやトラブルなどが発生した際にも証拠映像として使えるため、トラブル対策としても効果的です。
5.センサーライトを設置
センサーライトを設置することで、侵入防止対策を施すことができます。センサーライトは人の動きを検知して明かりが点灯する仕組みのため、不審者の侵入を抑制する効果が期待できます。
また、センサーライトがあることで夜間の視認性が向上するので、駐車がしやすくなる、人の移動もしやすくなるといったメリットがあります。防犯対策と日々の利便性向上にもつながるため、手軽に始められる侵入防止対策としておすすめです。
オープン外構の侵入防止対策ならホームセキュリティ
オープン外構の侵入防止対策を実施する場合、ホームセキュリティの導入が効果的です。ホームセキュリティとは、プロの警備会社が提供している遠隔警備の仕組みのサービスです。
高性能なセンサーを取り付けるため、不審者の侵入を検知して警備会社が駆け付けることができます。また、24時間365日セキュリティシステムは稼働しているので、不在時の防犯性を向上させることもできます。
また、ホームセキュリティに加入すると専用のステッカーを貼り付けることができます。警備会社のステッカーがあることで、犯罪を抑制する効果も期待できます。緊急時にはボタン一つで警備会社に通報できる仕組みもあるので、ご自宅のセキュリティを向上させるためにもホームセキュリティを導入しましょう。
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