秋は空き巣が多い?冬が来る前にすべき防犯対策をご紹介!
更新日:2021/11/16
四季の中でも秋に空き巣被害が多い?
空き巣は家人が留守中の家屋に侵入して金品を盗む、窃盗手口の1つです。防犯意識の高まりや防犯機器・ホームセキュリティの導入が進む昨今は、空き巣が年々減少しています。とはいえ空き巣被害がゼロになるわけではなく、依然としてご家庭では空き巣対策を進める必要があります。
そんな空き巣は四季の中でも、特に秋に多い犯罪の1つとされています。実際に空き巣被害を回避するためには、そうした空き巣の特徴を押さえて対策を練ることがが重要です。
空き巣をはじめとする侵入窃盗の種類
まず空き巣対策をする上で、類似性のある侵入窃盗の種類について押さえておきましょう。侵入窃盗で代表的なのは空き巣ですが、その他にも侵入窃盗には忍び込みや居空きが挙げられます。
上記でご紹介したように空き巣は、家主が留守中の家屋に侵入して金品を盗む窃盗手口の1つです。それに対して忍び込みは家主が就寝中に家屋に侵入します。また居空きは家主が在宅中に家屋に侵入します。
そのため空き巣・忍び込み・居空き、これら3つの侵入窃盗は、窃盗犯が侵入するタイミングの違いによって分類されています。
侵入窃盗の被害は主に空き巣?
上記のように侵入窃盗は、主に空き巣・忍び込み・居空きの3種類が挙げられます。この中でも空き巣は、侵入窃盗全体の約40%を占めています。
というのも空き巣は、人がいない状況で犯行に及ぶケースが一般的な犯人にとって、家主から発見されるリスクを少しでも避けられる方法だからです。そのため空き巣は、もっとも発見のリスクを回避できる侵入窃盗であり、犯行の割合が多くなっている理由でもあります。
秋に空き巣が多くなる理由とは?
秋に空き巣が多くなる理由は、次の点が挙げられます。
・家を空けるケースや時間が増加する
・玄関や窓を開けっ放しにすることが増加する
・現金を置いておく場合が多くなる
家を空けるケースや時間が増加する
1つ目の空き巣が多くなる理由として、秋は四季の中でも家を空けるケースや時間が増加する季節です。特に四季がある日本では、夏は暑く、冬は寒いのが特徴です。そのため夏や冬といった温度の関係で外出を控えるケースが多い傾向にあります。一方で秋は暑過ぎず寒過ぎずといった季節で、外出にも最適な季節。そのため家を空けるケースが多くなり、発見のリスクを少しでも回避したい空き巣が、ターゲットにしやすい季節です。
さらに買い物などに比べて、長時間家を空けることになる運動会や体育祭といった学校や地域で行われる行事が多い季節でもあります。特にお子さんがいるご家庭では、こうした行事にご家族で参加するケースも多く、ご家族が揃って家を空ける時間が増え、空き巣が多くなります。
玄関や窓を開けっ放しにすることが増加する
1つ目の理由のように秋は暑過ぎず寒過ぎずといった外気が心地よい季節のため、玄関や窓を開けっ放しにしてしまうケースが多くなります。そのためコンビニやスーパーなど、数分から数十分の外出時に、玄関や窓を開けっ放しにして出かけてしまうことも多くなります。
実際に空き巣は、数分から十数分程度で犯行を済ませますので、そうした少しの外出時の閉め忘れでも犯行に及ぶことが可能です。
現金を置いておく場合が多くなる
秋は行事が増えると同時にクリスマスやお正月といった行事を控えた時期でもあり、プレゼントやお年玉をはじめ、特に現金が必要になる季節でもあります。そのため家に現金を置いておく機会が多くなります。
また空き巣は現金をはじめ金目のものであれば窃盗の対象になりますが、現金はもっとも手軽に使用できるためターゲットにされやすい金品です。よって現金を比較的置いておくケースの多い秋はターゲットにされやすい季節といえます。
冬が来る前にすべき防犯対策
主に上記でご紹介した3つの点が、秋に空き巣が多くなる理由です。最後に実際に空き巣被害を防ぐためにの対策をご紹介します。
防犯機器の導入
まずは防犯機器をご自身で揃え、空き巣対策する方法です。防犯カメラは不審者や犯人を記録できる防犯機器であり、空き巣の抑止効果も期待できる防犯機器です。その他にも敷地内に侵入した不審者や犯人を検知する人感センサーも効果的な防犯機器です。
ホームセキュリティの活用
防犯カメラや人感センサーは効果的な空き巣対策の1つですが、防犯対策のプロである警備会社のホームセキュリティサービスを利用するとより安心です。またホームセキュリティは、空き巣以外の忍び込みや居空きといった侵入窃盗にも効果的です。さらにプランによっては、火災やガス漏れにも効果的な方法ですので、ぜひ導入を進めてください。