ホームセキュリティは安さで選んで大丈夫?選び方のポイントとは?
更新日:2021/09/30
そもそもホームセキュリティとは?
そもそもホームセキュリティとは、文字通り家・住宅を意味するhome(ホーム)と安全・防犯を意味するsecurity(セキュリティ)を合わせた言葉。つまり住宅における安全や防犯対策をすることです。
また住宅に取り付けたセンサーで異常を検知するシステム。また一括りに異常と言っても、火災やガス漏れ、施錠忘れ、不審者の侵入、窓や扉の破壊など、さまざまな被害の拡大を防げます。さらに異常を検知した場合、警備会社や家主など登録してある緊急連絡先へ自動的に通報するシステムのことでもあります。
ホームセキュリティを設置している場合としていない場合
ホームセキュリティは警備会社との連携によって異常事態を早急に発見でき、それによって異常事態への迅速な対応ができます。
例えばホームセキュリティを設置していない家で、家主の外出中にガス漏れによって引火し火事が起きたとしましょう。この場合における家事を解消するまでの流れとしては、ガスによる異臭や火事を近所の方が発見し消防や警察に通報、その後、消防や警察が駆け付け、ようやく消火にあたる、と言った流れが想定されます。
一方でホームセキュリティが導入してあれば、ガスが漏れた時点や火が上がった時点で、自動で警備会社や消防へ連絡が行きます。そのため被害を最小限に抑えることが可能です。
ホームセキュリティは24時間356日家庭を守ってくれる
上記でご紹介したように、ホームセキュリティは火災やガス漏れ、施錠忘れ、不審者の侵入、窓や扉の破壊などを最小限に防止できるようになります。実際にこれらの被害は、どのご家庭でも想定される事故であり、いくら注意していても、ちょっとしたミスで起きてしまいます。
またホームセキュリティは人の目に代わって、24時間356日家庭を監視し守ってくれるのが大きな特徴の一つ。睡眠中や外出中など、人の目では物理的にどうしても防犯対策が不十分なのも事実です。実際に、そうした少しの隙が空き巣や窃盗を招いてしまったり、火事を引き起こしてしまっています。
中でも高齢者だけのご家庭やお子さんがいるご家庭では、ホームセキュリティによって得られる恩恵は計り知れないものがあります。
ホームセキュリティは安さで選んで大丈夫?
ホームセキュリティを選ぶ際に気になる点といえば、費用面です。結論としては、ホームセキュリティは安さを選ぶのも一つの基準です。しかし安さだけにこだわりすぎず、必要な機能やホームセキュリティに求めることを確認して、ご家庭の目的に合わせて導入するようにしましょう。
いくらさまざまなメリットがあるホームセキュリティとはいえ、あまりにも高額であっては躊躇してしまうケースも少なくないでしょう。とはいえ昨今の防犯意識の高まりに伴って、多くのご家庭でホームセキュリティは導入が進んでいます。
ホームセキュリティの選び方のポイント
ホームセキュリティにおける選び方のポイントは以下の点を確認してみてください。
・ホームセキュリティの種類を確認しておく
・ホームセキュリティ会社ごとの特徴を確認しておく
ホームセキュリティの種類を確認しておく
ホームセキュリティには大きく分けると、プロの警備会社と契約し導入してもらう方法と、家主が防犯機器を購入し自分で設置・セッティングするセルフで行う2つのタイプがあります。
また一括りに防犯機器といっても、現在は多種多様な防犯機器が販売されています。防犯機器としてまず思う浮かぶであろう防犯カメラや防犯ステッカーをはじめとして、赤外線センサーやセンサーライト、人感スピーカー、扉アラームなども挙げられます。
他にも倉庫専用の金庫専用、車庫・駐車場専用など、設置する場所に合わせた機能が搭載されている防犯機器も販売されています。
それぞれの防犯機器の特徴を理解し、自分で必要な機能や機器を選べる場合にはセルフでホームセキュリティを進めるのも一つの方法です。他にも警備の知識や経験がある場合はこちらで問題ない場合もあります。
一方で多くのご家庭では警備のプロに依頼しホームセキュリティを導入するケースが一般的です。というのもプロに依頼することで、目的に合わせて各家庭に適した防犯機器を導入してくれるケースが一般的だからです。実際にプロのノウハウを参考にすることで、安心して防犯対策を進められます。
ホームセキュリティ会社ごとの特徴を確認しておく
昨今はさまざまなホームセキュリティ会社が登場しており、その会社ごとに特徴があります。例えば地域に密着したホームセキュリティ会社であれば親身なサービスを受けられるでしょう。実際地域によって犯行の傾向は異なるため、地域密着の会社ならではの安心感があります。他にも大手グループのホームセキュリティ会社であれば、強固なセーフティネットワークを期待できるなどが挙げられます。目的に応じて会社の特徴を確認して、安全安心なホームセキュリティを導入するようにしましょう。