ホームセキュリティを手軽に導入したい!工事不要なセキュリティ対策をご紹介!
更新日:2021/06/29
ホームセキュリティを導入する家庭は増加傾向にある
私たちの生活を脅かす侵入窃盗の件数は、年々減少傾向にあるものの、それでも平成30年のデータでは年間62,745件もの被害が発生。うち42.5%は一戸建て住宅を対象に発生しています。
そういった背景からホームセキュリティを導入する家庭が増加傾向にあります。これまでホームセキュリティの普及率は低かったものの、サービス価格に手が届きやすくなったことや防犯意識が高くなったこと、警備会社などが増えたことでホームセキュリティも身近な存在になりました。
またホームセキュリティは防犯対策だけでなく、火事のような事故にも対応可能です。家を空けている際に起こりうるあらゆる事件・事故を防ぐには、ホームセキュリティは有効的な手段の1つです。
ホームセキュリティを導入するメリット・デメリットとは
ホームセキュリティとは、住宅内に取り付ける警備会社と連携しているセンサー器具などのセキュリティを指します。
近年は安心・防犯を最優先に考えるご家庭が増えており、大切な住宅と家族を守るために、ホームセキュリティが活躍しています。ここではホームキュリティを導入するメリット・デメリットをみていきます。
ホームセキュリティを導入するメリット
ホームセキュリティの最大のメリットは、侵入犯罪の抑止につながることです。空き巣のような侵入犯は、立地や家族構成、ライフスタイルなどあらゆる条件を把握した上でターゲットを決める傾向があります。
そのため、一般的に人目につきにくい立地や、不在時間が長い住宅は狙われやすい傾向にあります。しかしそれでもターゲットから外される条件に、ホームセキュリティを導入していることが挙げられます。
一般的にホームセキュリティを導入している住宅は、ステッカーや防犯カメラなど、外から見える場所にセキュリティ導入をアピールしています。
侵入犯が下見の際にこれらのセキュリティを見つけることで、その家をターゲットから外す可能性が高まります。また万が一侵入されてしまったとしてもセンサーが異常を検知し、迅速に警備会社が対応するため安心です。
ホームセキュリティを導入する際のデメリット
安全が守られる一方で導入にお金がかかったり工事が必要など、お金と手間の面でデメリットがあります。ホームセキュリティは導入にかかる初期費用のほか、月額料金がかかります。
料金は警備会社やプランによってさまざまですが、月額3,000〜6,000円ほどが相場です。また工事を含む初期費用も工事内容によって価格は異なりますが、5〜20万円ほどです。なかにはセキュリティ機器をレンタルする形式で、初期費用がかからないケースもみられます。
このように安全な環境をつくる上である程度のお金と手間はかかります。
工事不要なセキュリティ対策とおすすめのホームセキュリティ
ホームセキュリティは、多くの家庭にとって有用な存在です。侵入窃盗のような犯罪や火事などはいつ起こるかわからない事件・事故であり、常に対策しておくべきものであるからです。
ここでは誰もが手軽にセキュリティ対策ができるよう、工事不要なセキュリティ対策とホームセキュリティをご紹介します。
防犯カメラ・防犯ステッカーの導入
防犯カメラや防犯ステッカーは、ネットやホームセンターで手軽に購入できるセキュリティグッズ。外からわかるセキュリティ対策としても有効であり、侵入犯への威嚇効果が抜群です。
これらが設置されていることで、侵入犯のターゲットから外される可能性も高まります。一般的な防犯カメラは録画機能のみですが、警備会社と連携したホームセキュリティ用の防犯カメラであれば、警備会社が異常を迅速にキャッチしてくれます。
補助錠や防犯フィルムの導入
施錠していても玄関や裏口のドアはピッキング、窓はガラス破りやサムターン回しなどで強引に侵入されるケースも珍しくありません。補助錠は工事不要で設置が簡単なものも多く、防犯フィルムであれば窓ガラスを替えることなくガラス破りを防止できます。
また補助錠や防犯フィルムを導入することで万が一侵入を試みられても時間がかかるため、侵入犯が諦める場合もあります。
人感センサーライトの設置
人感センサーライトは、暗くなってからの侵入抑止に効果的です。少しでもバレる環境を避ける侵入犯は、人感センサーライトが弱点となります。
帰宅が遅い、自宅周辺が街灯の少ない環境であるなどの場合は、人感センサーライトを侵入口になりそうな出入り口や窓付近に設置することもおすすめです。
SOSマグネットセンサーの設置
警備会社と連携したホームセキュリティにも、SOSマグネットセンサーのような工事不要の器具もあります。SOSマグネットセンサーはマグネットがつく場所であればどこでも設置可能です。
窓のサッシに設置することで開閉状態を検知し、異常時は監視センターへと信号が送信されます。異常信号を受信することで、警備員が安全確認のため迅速に自宅へと駆けつけるため、不在時でも安心です。