空き巣被害から家族を守ろう!日常に取り入れるべき防犯対策5選!
更新日:2021/05/20
空き巣をはじめとする侵入窃盗について
家主の留守中に住居に侵入し窃盗に及ぶ、私たちの生活を脅かす空き巣犯。現金の窃盗をはじめクレジットカードやキャッシュカード、商品券、バッグや財布などのブランド品、貴金属や時計、宝石などを狙った空き巣被害は後を絶ちません。
他にもマイナンバーカードや運転免許証、健康保険証など身分を特定できるものなどを盗み悪用するなど、空き巣犯には厳重な警戒が必要です。
また住居に侵入し金品を奪う窃盗被害には空き巣の他にも、夜間に侵入し金品を盗む忍び込み、住人が気付かない間に侵入し金品を盗む居空きがあります。
侵入窃盗被害の現状
侵入窃盗被害の現状として、警視庁「令和元年中の住宅対象侵入窃盗の発生状況」を参考にご紹介します。こちらによると空き巣や忍び込み、居空きなどの侵入窃盗の侵入は、縁側・ベランダ・居室の窓からの侵入が約65%、玄関や勝手口等の出入口からの侵入が35%となっています。
また侵入手段としては、無施錠の窓やドアからの侵入をはじめ、ガラス破りや特殊工具・バール等によってこじ開けられるケースが報告されています。その中でも、無施錠の窓やドアからの侵入は最も多くの割合を占めており、施錠を徹底するだけでも侵入窃盗被害を抑える効果があることがわかります。
特に地方や人目の少ない地域では、無施錠で家を空けてしまうご家庭も少なくないでしょう。まずは施錠の徹底を心がけるだけも侵入窃盗被害に有効です。
空き巣被害の危険性 侵入窃盗から家族を守るために
空き巣や忍び込み、居空きなどの侵入窃盗は、犯人と鉢合わせになる可能性が高いため非常に危険性の高い犯罪の1つです。実際に犯人と鉢合わせしたことによって、もみ合いになったり、最悪の場合には殺傷事件にまで発展してしまったケースも報告されています。
実際に空き巣をはじめとする侵入窃盗犯からご家族を守るためには、犯人を住居に侵入させない・近付けない対策が重要です。
日常に取り入れるべき防犯対策5選!
空き巣をはじめとする侵入窃盗犯から家族を守るためには、まず以下の5つの防犯対策を進めましょう。
①施錠の徹底
上記でご紹介したように空き巣などの侵入窃盗において、最も多い侵入方法は無施錠の窓・扉からの侵入です。そのためまずは、縁側・ベランダ・居室の窓か、玄関や勝手口等の出入口の施錠を徹底しましょう。
その他にも忘れがちなのが、お風呂やトイレなどの窓です。お風呂やトイレの窓は、小さな窓だからといって安心はできません。実際に小さな窓からでも窃盗侵入は起こり得ますので、注意しましょう。
②防犯ステッカーの導入
防犯ステッカーは貼り付けるだけで簡単に導入できる防犯対策です。しかし下見をしてから犯行に及ぶことの多い空き巣犯には効果的な対策です。実際に防犯ステッカーがあることで、防犯対策がなされている家だと判断し、ターゲットから外すことも多くあります。
③防犯カメラの導入
防犯機器として、まず思い浮かぶのが防犯カメラではないでしょうか。防犯カメラは、犯行を記録し犯人を特定できるので、効果的な防犯対策の1つ。また防犯ステッカーと同様に犯罪の抑止効果が得られるのでおすすめの防犯対策です。
④SOSワイヤレスマグネットセンサーの導入
扉や窓の異常な開閉を検知するセンサーが、SOSワイヤレスマグネットセンサーです。空き巣犯が、扉や窓から侵入を試みたとしても、異常を即座に検知します。また異常事態を検知した際には、警備員が駆け付けてくれるので、忍び込みや居空きにも対応可能です。
⑤SOSパッシブセンサーの導入
SOSパッシブセンサーは、ご家庭内の異常を3次元で検知できるセンサー。仮に犯人がご家庭に侵入したとしても即座に検知できます。またこちらも異常事態を検知した際には、警備員が駆け付けてくれるので、忍び込みや居空きにも対応可能です。
侵入窃盗犯を住居に侵入させない・近付けないための防犯対策
空き巣をはじめとする侵入窃盗犯から家族を守るための、防犯対策には主に2つの方法があります。1つ目がご自身で防犯カメラや各種センサーなどの防犯機器を導入し、セルフで防犯対策する方法です。2つ目がホームセキュリティ会社に依頼し、防犯のプロに対策してもらう方法。
セルフで行う防犯対策
ご自身で防犯カメラや各種センサーなどの防犯機器を購入・設置して防犯対策することで、ご自宅の特徴を理解した上で対策できます。しかし膨大な数の防犯機器が存在する現在、ご自宅に適した防犯機器を導入するのは難しいのも実情。もちろん防犯に関する専門的な知識をお持ちの方であれば、適した防犯対策ができるので、セルフで行うのも1つの対策方法です。
プロに依頼して行う防犯対策
セルフで行うのも1つの対策方法ですが、日々進化する侵入窃盗被害に対応するためには、プロに依頼し最新の防犯対策する方法がベストです。実際に被害に遭ってからでは遅く、後悔ないようにするためにも、プロへの依頼は安心です。
とはいえ、ご自宅の特性や特徴はご家庭によって異なります。そのためプロに依頼する場合、ご自宅の特性や特徴を加味して、防犯機器を提案してくれる会社であれば、なお安心です。