春になると空き巣が増える?窓の防犯対策で被害を防止しましょう!
更新日:2021/04/15
なぜ春になると空き巣が増える?
空き巣は住宅を狙った、誰もが被害者になる可能性がある犯罪です。そんな空き巣は、春になると増えると言われています。春は暖かくなる季節であるうえに、新しい門出となることも多く、それに伴い引っ越しも増える時期です。
また大学生や新入社員の場合は、一人暮らしを始める方も多いでしょう。それだけでなく新生活で忙しいこともあり、防犯に隙が生まれやすい時期なのです。空き巣もこの傾向を把握しているため、春に活発になるといえます。
空き巣の窓からの侵入手口
警察庁の「令和元年の刑法犯に関する統計資料」によると、空き巣の侵入手口でもっとも多いのは「ガラス破り」です。ガラス破りは例年多い住宅侵入方法であり、空き巣のほとんどが窓から侵入するといっても過言ではありません。ひとくちにガラス破りといっても、以下のようにいくつか方法があります。
・三角割り(こじ破り):窓ガラスと枠の間にマイナスドライバーを突きつける
・打ち破り:バールでガラスを叩く
・焼き破り:ガスバーナーで熱する
いずれの方法も、一般的な窓であれば簡単に突破できます。本来窓ガラスは雨風を守るものであるため、防犯効果はありません。そのため空き巣も手軽な方法である、ガラス破りを実行するのです。
窓にできる防犯対策とは
窓からの侵入方法は、ガラス破りだけではありません。実は高層階になるほど、無施錠の窓から侵入されるケースも増えています。2階以上にある窓は、防犯意識が低くなり、施錠を忘れてしまうことがあるのかもしれません。
空き巣は階に関係なく、足場などがあれば高所でも登ることができると考えられます。そのため、まずは戸締りを忘れないことが重要です。施錠に気をつけること以外で、窓にできる防犯対策には、以下が挙げられます。
・補助錠の取り付け
・防犯ガラスへの取り替え
より防犯を強化したい場合には、警備会社と連携したセキュリティの導入がおすすめです。たとえば「SOSマグネットセンサー」は、マグネットで簡単に窓枠に設置できます。何らかの方法で窓から侵入された場合、センサーが異常侵入を検知。そうすることで監視センターへ異常信号が発信され、警備員が自宅に駆けつけ安全を確認します。監視センターは24時間365日体制であるため、いつでも緊急時の対応が可能です。いつ空き巣に侵入されるかは、誰にもわかりません。後悔のないよう早めの防犯対策、セキュリティの導入を検討してみてはいかがでしょうか。