ホームセキュリティの目的とは?警察や消防との違いを解説!
更新日:2020/10/19
ホームセキュリティの目的とは
ホームセキュリティとは、警備会社と連携して防犯対策を行うセーフティネットワークです。空き巣の侵入や火事などが発生した際に、迅速に警備会社へ状況が知らされます。そのため事件や事故が発生してから警察や消防に通報し、対応してもらうスピード感よりも、事が起こった時点でホームセキュリティが通知してくれる点が最大の強みです。
また地域に密着したセキュリティサービスであれば、ライフスタイルや地域の特性に合わせて、最適なセキュリティプランが組める点もホームセキュリティの魅力です。
さらに連携している警備会社は、24時間365日稼働。そのため迅速なサポートが可能です。
ホームセキュリティが活躍する場面
いくら防犯意識をしっかり持ったとしても個人のセキュリティ対策には限界があります。さらに火災が起きても、被害が大きくなるまで気づかないといった状況も考えられるため、より早い段階での発見が求められます。ホームセキュリティは犯罪を未然に防ぐことや、被害拡大を防ぐために重大な役目を果たしてくれるのです。
例えばご家庭のライフスタイルを把握する傾向にある空き巣。自宅が不在になる時間帯を狙って、侵入してくる危険性は常に身の回りに潜んでいると考えるべきです。戸締りを意識していたとしても、たまに施錠忘れがあったり、ガラスを破って強行突破してくる可能性も。自宅内も周辺も無人の場合、空き巣の侵入を防ぐのは難しいでしょう。こんな場面で活躍してくれるのがホームセキュリティです。
警察や消防との決定的違い
上記の空き巣の例では、誰かが通報しない限り空き巣の行動は野放し状態です。しかし自宅に「SOSパッシブセンサー」を導入している場合、異常侵入をキャッチした時点で監視センターへと信号が発信されています。この場合、迅速に警備員が駆けつけ、必要に応じて110番通報も行ってくれます。これなら自宅を不在にしていたとしても、自動化されたセキュリティの確保により被害を最小限に食い止めることが可能です。
また不在時の自宅で火災が発生してしまった場合、外部から分かるほどの異常が起こらない限り、消防へは通報されません。この時点で被害が大きくなってしまうかもしれません。しかし自宅に火災センサーを導入している場合は、センサーが異常をキャッチするため、素早い消防要請等により、被害を最小限に食い止めることも可能です。
つまり警察や消防との決定的な違いは、事件や事故を自動で検知してくれること。そして警備会社との緊密な連携により、被害を最小限に抑えられるのがホームセキュリティの魅力といえます。