在宅勤務でも安心できない？！居空きによる窃盗への防犯対策をしよう
更新日：2020/09/02
日頃の防犯対策は大丈夫？
一軒家や集合住宅、どんな住宅でも、空き巣や居空きのような侵入窃盗被害のリスクがあります。多くの侵入者は施錠忘れの窓や出入り口、窓破りによって侵入します。年々空き巣の被害件数は減少しているものの、令和元年の発生数は57,808件あります。1日あたりに換算すると、約79件発生しています。この数字をみると、誰もが被害者になる可能性があることがわかります。そのため日頃から十分な防犯対策を講じる必要があるのです。
在宅勤務でも安心できない！居空きに要注意
コロナ禍の影響により、多くの企業が在宅勤務を導入しました。日中不在にする時間が長いことから防犯を意識していたとしても、在宅勤務であれば安心だと考えている人も多いのではないでしょうか。しかし在宅中でも関係なくに狙ってくる「居空き」と呼ばれる侵入犯も存在します。
居空きは不在の部屋を狙い、気づかれないように侵入する手口です。似たような手口で就寝中を狙って侵入する「忍び込み」もあります。これらのような在宅中でも侵入する手口の犯行は、住宅への侵入窃盗事件の約3割を占めています。実際に施錠意識がゆるまっている在宅勤務中を狙ってくるケースもあり在宅だからといって安心はできません。
特に在宅勤務中はPC作業を行っているケースも多く、画面に集中していることから他の部屋への注意は薄れているでしょう。また在宅ということから、全ての部屋の窓を施錠しているとも限りません。さらにWeb会議を行っている際には、侵入にも気づきにくい可能性もあり、在宅勤務中は、居空き犯からしても侵入しやすい環境かもしれません。
居空きに効果的な防犯対策とは
「まさか在宅中なのに狙われるわけがない」と考えている方は要注意です。ここでは在宅勤務中に効果的な防犯対策をお伝えいたします。
まずおすすめなのが、防犯カメラや防犯ステッカーによる外部からでもわかる防犯です。これらは居空きに対する威嚇効果があります。なぜなら居空きや空き巣は、防犯意識が低そうな住宅をターゲットにする傾向にあるからです。そのため外からでもわかる防犯対策はぜひ導入しましょう。
そしてSOSパッシブセンサーやSOSマグネットセンサーのような、異常侵入をキャッチする対策も効果的です。侵入口となり得る窓や出入り口に設置することで、センサーが感知してくれます。その場合は監視センターへと信号が発信され、迅速に警備員が駆けつけます。必要に応じて110番通報もしてくれるため、被害を最小限に抑えることが可能です。
居空きなどに狙われる危険性は、誰にでもあります。そのため在宅勤務で自宅にいる時こそ、十分な防犯対策を講じておくことが重要なのです。
