台風被害に備えて事前に準備しておきたいこととは?
更新日:2020/08/24
台風被害に備えて事前に準備しておきたいこととは?
年々増える台風!備えは大丈夫?
年々発生数が増加している台風と、それに伴い甚大な被害。2018〜2019年には29個もの台風が発生しています。そして地域によっては、停電や家屋倒壊などの大きな被害に発展し、最悪の場合は土砂崩れや河川氾濫により、命を落としてしまうケースもあります。
記憶に新しい2019年9月に発生した台風では千葉県で大規模な停電や家屋倒壊が起こり、多くの民家や建物が甚大な被害に遭いました。異常気象の関係もあり、今後も台風は増加していく可能性があります。実際に被害に遭った方であればどのような備えが必要なのかがわかっており、今後の被害対策を行っている方も多いでしょう。しかし一方で依然として事前に準備が不十分な家庭が多いのが実状です。
台風被害に備えて準備すべきこととは
台風に伴う被害は停電・河川氾濫・土砂崩れ・家屋倒壊などさまざまです。場合によっては避難しなければならず、しばらく自宅に帰れない可能性も考えられます。台風被害に備えて事前に準備が必要なのは、以下のようなことがあげられます。
・家具の固定/部屋に懐中電灯を備える
・人数分の食料、飲料、生活必需品の備蓄(1週間が目安)
・人数分の非常用持ち出しバッグの常備
・ご家庭内での「災害用伝言板ダイヤル(171)」「災害用伝言板」の確認、登録
・避難場所や避難経路の確認
台風をはじめとする自然災害はいつ発生するかわからないため、台風予報の直前になると必要な備品が品薄になってしまうことも考えられます。また被害規模も実際に台風が上陸しないとわからないため、事前の準備が命を守ることにつながるのです。災害におけるご家庭での備えについては、家庭によって必要な物が異なってきますので、家庭に合わせた対策を進めるようにしましょう。
台風被害には防犯対策も備えよう
被害規模によっては避難が必要なケースもあり、またしばらく自宅に戻れないこともあります。そこで注意すべき点は、避難中の空き家を狙う侵入者です。実際に台風被災地を狙った盗難被害も発生しており、さらにはボランティアを装った被害も起こっています。
台風被害に伴う修理修繕費などの費用がかかるだけでなく、侵入者による被害にあってしまうと貴重品や金品が盗まれてしまい、家庭に大きな痛手になってしまいます。
台風はいつ発生するかわからず、命をも危険にさらす大規模な被害になる可能性のある自然災害です。特に夏〜秋にかけては台風も発生しやすいので、防犯対策と合わせて事前に万全の準備をしておきましょう。最近ではホームセキュリティを導入する家庭も増えています。