外から分からない防犯対策は効果が低い？！外から分かるセキュリティーで犯人を威嚇

外からわからない防犯対策の効果が低いワケ

家があれば誰しもが、空き巣や強盗の被害に遭う可能性を持っています。特に住宅で多い被害は空き巣。空き巣のような住宅窃盗の発生件数は年々減少傾向にあるものの、それでも1年で3万件以上の被害が発生しています。この件数は1日あたりで換算すると、86件という数字です。そう考えると、いつ被害に遭ってもおかしくないといえます。

住宅侵入は一戸建て住宅で起こると思われがちですが、実は3・4階以上の中・高層住宅でも発生しています。中・高層住宅の多くは、無締まりが原因。集合住宅の場合は人目につきやすい、オートロックがあるからと、施錠意識がゆるまっている傾向があるでしょう。空き巣はそういった家庭の状況を把握しているため、的確に実際に犯行に及分のです。

最近では以前に増し、一人暮らしや共働きのご家庭が増えたこともあり、防犯意識は以前よりも高まっていると考えられます。しかし防犯対策をしていても被害に遭ってしまうご家庭も少なくありません。その理由は「外からわからない防犯対策」にあると考えられます。空き巣は犯行前に入念な下見を経て、成功させるために準備します。そこでまずターゲットにされやすいのが、防犯対策をしていない家です。空き巣の立場で考えると、もちろん無防備の家を狙いたいですよね。例えば家の中に防犯カメラをつけていても、空き巣は気づかず侵入します。

まずは空き巣にターゲットにされない、侵入されないためにも外からわかるセキュリティを備えることがポイントです。

外からわかる！おすすめのセキュリティとは

空き巣はターゲットを選ぶ段階で「防犯対策がなされてない家」をターゲットにするとお伝えいたしました。もちろんそれ以外の理由もありますが、セキュリティを備えている家は「空き巣被害に遭う可能性」を考えています。大抵の場合「空き巣に入られると思わなかった…」という方が多いです。まずは侵入されないために、外から防犯していることをアピールすることが重要です。

ここでは外からでもわかる、おすすめのホームセキュリティをご紹介します。

〇防犯カメラ

防犯カメラは空き巣への威嚇効果があります。まず防犯カメラを設置している、防犯意識の高い家はターゲットから外す可能性が高いです。侵入口となり得る出口や窓周辺に防犯カメラを設置しておくと良いでしょう。
〇防犯ステッカー

実はステッカーを貼るだけでも効果を発揮します。ホームセキュリティのステッカーが貼ってあることで空き巣は「この家に侵入したらバレる」と考えます。玄関や勝手口、窓のような目に見える所に貼るだけで空き巣への効果を期待できます。「セキュリティ対策をしています」と空き巣に伝えることが大切です。