人通りの多い場所も危険?!どんな場所・家でもホームセキュリティーが必要な理由
更新日:2020/05/27
人通りが多くても侮れない
日常に潜む空き巣という危険。空き巣と似た犯行で、在宅中に家を狙う「居空き」や就寝時を狙う「忍び込み」もあります。しかし中でも圧倒的に多いのが空き巣です。空き巣は習性として「事前にターゲットを決める」「下見をする」傾向があります。人がいない時間に忍び込むとはいえ、外部からバレて通報されるリスクを一番恐れています。そのため人通りの多い場所にある家はターゲットから外す可能性が高いといえます。
しかしターゲットにしない可能性が高いというだけであって、可能性が100%ないわけではありません。なぜなら人通りの多い住宅は通行人に扮して、下見をしやすいからです。明らかに不審な動きをしている場合は、周りも怪しく感じますが、犯行に慣れている空き巣であれば堂々としているため、はたから見たらわかりません。特に公園や公共施設が周辺にある家は、通行人や利用者に扮して下見をしていることも珍しくありません。
また人通りの多い場所にある家は、住人も防犯面で安心してしまっている傾向にあります。一人暮らしの場所を選ぶ条件として、人通りが多い場所を選ぶ人もいるほどです。そのため防犯意識の緩みから、施錠していない家もあるでしょう。施錠していない家は空き巣からしたら1番の好条件。堂々としていれば周りからも不審に思われずに、侵入できるのです。
人通りの少ない場所にある家は特に防犯対策が重要ですが、人通りの多い場所にある家でも安心はできません。つまりどんな場所・家にも、入念なセキュリティを導入しておく必要があるといえます。
安心のおすすめホームセキュリティとは
どんな場所・家でもセキュリティを設置しておくことが、被害に遭わないためのベストな方法だとわかりました。侵入被害に遭わないためには、まずターゲットにされないことがポイント。下見時点で「この家は防犯対策がしてあるのでリスクが高い」を思わせれば防犯対策成功です。ここでは、人通りが多い住宅の防犯対策におすすめのホームセキュリティをご紹介します。
●防犯カメラ
防犯カメラは設置してあるだけで威嚇効果を発揮します。まず下見の際に防犯カメラがあることがわかると、空き巣は諦める傾向にあります。侵入口となり得る窓や出入り口周辺に設置しておくと安心です。万が一異常があった際には、スマートフォンに通知がいき、現場状況を確認できます。さらに24時間体制の監視センターへも送信。そのため留守中でも安心できるでしょう。
●防犯ステッカー
玄関や勝手口、窓に貼るだけで簡単かつ効果的な防犯対策です。防犯ステッカーは「セキュリティがあるので侵入したらわかります」ということをアピールする役割なので、その情報が分かれば空き巣も諦めるでしょう。空き巣も防犯対策がなされているリスクが大きい家は狙いたくありません。