ポイントは空き巣犯にライフスタイルを把握されないこと!すぐにできるセキュリティ対策とは
更新日:2020/05/13
ライフサイクルを把握し侵入する空き巣
普段生活をしていく中で、ある程度のライフスタイルは決まってきます。実際に通勤時間や通学時間は基本的には変わりにくく、帰宅時間は日によって変動するとしても、家が留守になる時間帯はほぼ決まってきます。空き巣は、日々無意識に生活している中で形成されていくライフスタイルを、当人よりも把握している可能性が高く、それを参考に犯行に及ぶケースが危惧されます。
空き巣は犯行前に下見をする計画犯が多く、立地や周辺環境、家の防犯設備などに加えて、ターゲットとする家のライフスタイルを把握する傾向があります。ライフスタイルを把握する手段として考えられるのは「周辺の巡回」や「洗濯物の確認」「SNSのチェック」です。
「周辺の巡回」は一般通行人に紛れてターゲットエリアを下見します。家が無人になる時間帯や、住人の生活リズムをチェック。また「洗濯物の確認」では家族構成を確認しています。そのため外から見える場所に洗濯を干している場合は要注意です。特に一人暮らしの女性は判別しやすいため、ターゲットにされる可能性も高くなります。さらに洗濯物を取り込むのが遅い場合も、帰宅していないという情報を与えてしまうことになりかねません。
このように知らないうちにあなたのライフスタイルは空き巣犯に把握されていきます。あなたのライフスタイル情報が蓄積されればされるほど、空き巣にとっても犯行しやすい環境になります。そのため、朝家を出る時に電気やテレビを付けていく、洗濯物を干す際に工夫するといった、すぐにできる方法を日々実践してみるのも効果的です。
それでも心配…空き巣に効果的なホームセキュリティーとは
戸締りに気をつけたり、空き巣にライフスタイルを把握されないよう日々工夫したりしたとしても不安は残ります。慣れた空き巣であれば、いとも簡単に犯行を成功させてしまいます。もしものために万全のホームセキュリティーを備えておくことで安心して生活できます。ここでは空き巣に効果的なホームセキュリティーをご紹介いたします。
①SOSパッシブセンサー
侵入口となりやすい窓や扉付近の天井に設置。高性能の赤外線が異常侵入をキャッチし、監視センターへ信号を送信します。自宅に不在の場合でも迅速に警備員が駆けつけ、必要に応じて110番通報もしてくれるので安心です。
②防犯カメラ
24時間体制の監視センターが安全を確認。画面録画機能をはじめ、異常があった際にはスマートフォンに通知がきます。また防犯カメラの存在は空き巣への威嚇効果にもなり、ターゲットにされにくい効果にも期待できるでしょう。