夜間の資材置き場は窃盗犯の格好の餌食に!セキュリティーで威嚇措置が効果的
更新日:2020/05/01
窃盗犯にとって資材置き場は格好のスポット
工務店や建設会社を運営している事業者にとって、資材置き場は事業運営には欠かせない存在です。しかし、多くの資材置き場はセキュリティー対策が甘く、窃盗犯の格好の餌食になってしまうことが珍しくありません。というのも、資材置き場には換金できる物が多く、犯人にとって有益な物がたくさんあるからです。
さらに、工務店や建設会社は日中に作業することが一般的なので、夜間は従業員がいないケースも多いでしょう。そのため、労働時間が定まっており、犯人にとっても人目につきにくい時間を予測しやすいという側面があります。また、現場に入る際には作業着をはじめとする定められた服装をすることが多く、その点も犯人が予測して真似をしやすいと言えます。このような理由で、資材置き場は人目を気にして犯行に及ぶ犯人にとって、安易に侵入することができるスポットになってしまうのです。
実際、木材や鉄鋼はもちろんですが、トラックをはじめとして作業機械など高額で売買されます。なおかつ事業運営には欠かせない物であるにも関わらず、それらが野ざらしで置いてあることが多いのではないでしょうか。そのため、一度の窃盗で数百万円、数千万円といった被害にあうことも珍しくありません。この点、事件発生後の事業運営にも大きな悪影響を及ぼすので、資材置き場は特に厳重なセキュリティー対策が必要です。
資材置き場のセキュリティー対策は威嚇装置を
実際に工務店や建設会社を運営している方が資材置き場にセキュリティー対策を行う際には、威嚇装置の設置が効果的です。威嚇装置とは、文字通り犯人を威嚇して犯罪を抑制する装置のことを指します。犯人が資材置き場に侵入した場合に、警告音やサイレンなど音で威嚇することで十分な防犯効果が得られます。それ以外にも、一般的な防犯カメラなども効果的です。犯人の目に見える形で防犯対策をすることで、こちらも犯罪抑止に繋がります。実際、防犯カメラがある場所では、防犯カメラがない場所に比べ、犯人は犯行に及ぶことが少なくなります。
また、資材置き場の併設している事務所などには、扉や窓の開閉を検知し、夜間など人目につきにくい時間でも、出入り口に設置することで犯人の発見に寄与する「SOSワイヤレスマグネットセンサー」や事務所内を3次元で監視し、異常事態には検知して知らせてくれる「SOSパッシブセンサー」が効果的です。