空き巣だけでなく忍込みと居空きの被害も多い?!~特徴と対策~
更新日:2020/03/25
意外と多い忍び込みと居空きの被害
空き巣といえば留守中を狙われるケースが多く、実際に留守中の防犯対策をしている人は多いです。しかし、住宅侵入は留守中だけではありません。在宅中の侵入を狙った「忍び込み」と「居空き」の被害も注意する必要があります。
①忍び込み
忍び込みは、就寝時を狙った侵入のこと。特に節電の意識が高まっている傾向にある夏は、窓を開けたまま寝る方も多いのではないでしょうか。さらに、2階や3階の場合は、油断から鍵をかけない事も多いです。夜中といえどもトイレに起きたり、キッチンに水を飲みに行ったりすることで、偶然鉢合わせてしまうケースも報告されています。家に確実にいる時間帯、さらには無防備な状態を狙った卑劣な犯行です。
②居空き
居空きは、家人の在宅中を狙った侵入のこと。ただ見つかるメリットも大きいため、好んで居空きをする侵入者は少なく、留守を狙ったつもりで人がいたケースが多いのです。「ちょっとゴミ出しに」「ちょっと近くのコンビニに」と無施錠のまま出かけ、油断したスキに侵入され帰宅時に鉢合わせることも。2階以上の家であれば、1階リビングに人が集まる賑やかな時間を狙う場合もあります。在宅中だからと施錠に油断が生まれると、居空きに狙われる確率が高まります。
忍び込みと居空きを防ぐおすすめの防犯対策とは
忍び込み・居空きともに家人の在宅中の犯行です。「家に居るのに侵入するわけない」といった油断が格好の餌食となってしまいます。現金やクレジットカードのような貴重品は、在宅中だからこそ家にあるものです。そうした状況と油断が被害を生み出します。だからこそ、常に防犯意識を持ちつつ徹底した対策が必要です。
①SOSワイヤレスマグネットセンサー
在宅中の場合は、鍵のかかっていない窓を見つけ出し侵入される傾向があります。そんな時でも、SOSワイヤレスマグネットセンサーがあれば、窓の開閉状態を検知し異常信号をすぐに送信します。そのため、侵入される前の早期発見により、迅速に対応することができます。侵入の可能性が高い窓や扉に設置することで就寝時でも安心です。
②SOS非常ボタン
忍び込みや居空きの場合は、犯人と遭遇してしまう可能性もあります。存在に気づかれることで、危害を加えてくる可能性もありますが、SOS非常ボタンがあれば、ワンプッシュで簡単に異常を送信することができます。不審な物音や気配を感じた時に、即座に通報することが重要です。いつでも手の届く場所に常備しておくことで、異常時に手遅れになる前に対応することができます。