日暮れが早い冬の防犯対策4選
更新日:2022/09/30
秋から冬にかけての時期は、特に空き巣・居空き・忍び込みなどの侵入窃盗の被害が多発する時期です。というのも他の季節に比べ冬は日暮れが早く暗くなりやすいなど、窃盗犯にとって都合の良い特徴がある季節だからです。本記事では冬の特徴を踏まえて、日暮れの早い冬に向けて行うべき防犯対策についてご紹介していきます。
冬の特徴を踏まえて防犯対策を進めよう
冬は特に窃盗被害が多発する季節ですが、それには日暮れが早いことに加えて、次のようなことも関係しています。冬の防犯対策を進める際には、次のような冬の特徴を押さえて対策を進めるようにしましょう。
年末年始は慌ただしくなり注意力が散漫になりがち
冬は年末と年始の両方が重なる時期で、仕事もプライベートも慌ただしくなりがちな季節です。慌ただしくなるということは注意力が散漫になりがちで、窃盗犯の侵入経路となる玄関や窓の鍵をかけ忘れたりと、防犯面でもうっかりとしたミスを起こしてしまいやすくなります。窃盗目的で家への侵入を試みる窃盗犯は、こうしたミスを見逃さず、鍵のかかっていない玄関や窓から悠々と侵入するケースも少なくありません。
冬はクリスマスや年末に備えて現金を自宅に保管するケースが増える
クリスマスのプレゼントをはじめ、お年玉や年末年始に向けたまとめ買いなどの用途で、冬は現金を自宅に保管するケースが増える季節です。昨今はクレジットカードや電子マネーが一般化していますが、特にお年玉は現金で渡すことが多く、他の季節よりも冬はまとまった現金を自宅に保管することが多くなりがちです。
窃盗犯はこうした現金を狙って、冬に侵入するケースが多くあります。また最近では窃盗した物を転売し現金化するケースも増えていますが、換金の手間をかけずに手っ取り早く現金を手に入れたい窃盗犯にとって、冬の窃盗は現金を手に入れられる好都合な時期です。
換気した後に窓を閉め忘れるケースが増える
春や秋は比較的心地よい気温ですが、冬はヒーターやストーブなどの暖房を使用し温度調整する機会が多く、換気するケースも多くなります。それに伴い換気窓が開いていることを忘れて外出してしまったり、少しの時間だからと敢えて換気窓を開けたまま外出してしまうケースも少なくないでしょう。
こうした少しの外出時を狙って窃盗犯が、換気窓を侵入経路として窃盗するケースも珍しくありません。実際に手慣れた窃盗犯であれば、数分でも十分に金品や物品を盗み出します。
暗い時間が長く犯人が闇に紛れやすい
冬の時期は17時前後には日の入りが始まり、暗くなる時間が早く、暗い時間も長い季節です。家主や周辺の住民から不審がられたり、姿を見られることを避ける傾向にある窃盗犯にとって、こうした暗くなる時間が早く暗い時間も長い冬は、闇に紛れやすく侵入窃盗に好都合な季節といえます。
日暮れの早い冬に向けた防犯対策4選
上記のような特徴のある冬は、空き巣・居空き・忍び込みなどの侵入窃盗の被害が多発することが多い、特に防犯に注意すべき季節です。ここからは実際に冬の防犯対策についてご紹介していきます。
人感センサーやセンサーライトを設置する
暗い時間が長く犯人が闇に紛れやすい冬の防犯対策では、犯人を素早く検知できる人感センサーや検知した際に照らせるセンサーライトの設置が効果的です。実際に暗がりの多い冬は家主が在宅中でも目視で犯人を捉えることが難しいケースも少なくありません。その際、人感センサーとセンサーライトを活用することで、即座に周囲を照らし犯人の姿を捉えられます。
不審者や犯行を記録するために防犯カメラを設置する
防犯カメラは不審者や犯行を記録できる代表的な防犯グッズですが、犯行を事前に断念させるための抑止効果も期待できる点が魅力です。実際に犯人は事前に侵入する家を調査するケースが多く、その際に防犯カメラが設置されていることで、ターゲットから外す傾向にあります。そのため仮に侵入されてしまった際の記録用途としてはもちろんですが、侵入を抑止するためにも防犯カメラの設置は効果的な防犯対策といえます。
室内を監視できる室内用のセンサーやカメラを設置する
上記でご紹介した人感センサーや防犯カメラの用途は家の外だけではなく、室内の防犯対策にも効果的です。実際に在宅時に侵入する居空きや就寝時に侵入する忍び込みによる被害も多く、居空きや忍び込みの被害を防ぐためには室内用のセンサーやカメラが活用できます家の中と外、それぞれに防犯グッズを設置することで、より強固な防犯対策につながります。
ホームセキュリティサービスを導入する
人感センサーやセンサーライト、防犯カメラといった防犯グッズは効果的な防犯対策ですが、そうした対策を進めたとしても犯人と鉢合わせしてしまう危険性があったり、家主自身が対応する必要があったりと懸念点も多いのが実情です。
一方でホームセキュリティサービスを導入することで、異常事態に専任のスタッフが駆け付けてくれ対応にあたってくれます。より厳重な防犯対策を進める際には、ホームセキュリティサービスの導入も検討ください。