空き巣犯が必ずチェックするポイントがある?!~留守を見抜かれないために~
更新日:2020/01/15
空き巣の手口は主に6種類
私たちの生活を脅かす空き巣犯。家庭内の金品の窃盗はもちろんですが、家族の安心を守るためにも空き巣犯の心理を先読みして、被害に遭わないように対応することが重要です。そこで、対策を練るには空き巣犯の侵入手段を理解した上で、対応していくことになります。実際に、空き巣犯が侵入する際には主に6つの侵入手段があると言われています。
1つ目がピッキング。これはドアや窓の鍵穴に金属製の工具や針を差し込み、鍵の要領で開ける方法です。ピッキングには電子キーやピッキング防止の鍵穴の導入が最適です。
2つ目がドア破り。これはドアや窓と壁の間にバールなどの工具を差し込み、こじ開ける方法です。
3つ目がガラス破り。これはガラス窓などを破り、そのまま侵入、または鍵を開けて侵入する方法です。
4つ目がサムターン回し。これはドリルで壁に穴を開けサムターンと呼ばれる室内側についている鍵を開け閉めできる工具で、鍵を開け侵入する方法です。
5つ目がバイパス解錠(カム送り)。これは鍵のシリンダーの間に工具を入れ、鍵を開ける方法です。
6つ目は施錠の忘れ。単純に施錠を行うことを忘れてしまい、そのまま犯人に侵入されてしまうケースです。
これらの6つの方法で空き巣犯は家庭に侵入するケースが一般的です。
空き巣犯が侵入する際のチェックポイント
主に6つの方法で侵入する空き巣犯ですが、もちろん闇雲に侵入するわけではありません。実際に、犯人が侵入を試みる際にはチェックするポイントがあります。
1つ目が電気です。電気がついている家庭であれば、基本的に家庭内に人がいると判断します。つまり、タイマーなどで夜間に電気を自動でつくように設定しておけば犯人に狙われにくくなります。
2つ目が車です。都心部では車を置いていない家庭もあるかもしれませんが、都心を少し離れると多くの家庭では車を保有しています。そのため、車の有無で家庭内の状況を判断されます。
3つ目が侵入・退避経路の確認です。犯人は侵入しやすく逃げやすいということを前提に犯行に及びます。
4つ目が人目についてです。犯人は人目を嫌います。人通りや死角、外灯の有無についてチェックします。
5つ目がームセキュリティーの有無です。近年多くの家庭で導入が進むホームセキュリティーは、空き巣犯のドアや窓といった侵入経路の監視はもちろん、警備会社の駆けつけなどもあるので、犯人にとっては一番厄介な存在です。
これらのポイントを注意することは最低限必要ですが、ホームセキュリティーの導入が、最も高い防犯効果を期待することができます。