出張で家をあけることが多い一人暮らしのサラリーマンにおすすめの防犯対策
更新日:2019/11/06
サラリーマンの出張を狙った空き巣被害が多発している
空き巣被害が多発している昨今。特に出張で家をあけることの多い1人暮らしのサラリーマンは、被害に遭う可能性が高く、空き巣は出張時の心配事の1つになっているでしょう。実際、空き巣をはじめとする不法侵入を行う空き巣にとっては、家主が家を長い時間あければあけるほど、狙いやすい家になることは間違いありません。すると、空き巣にとって出張の多い1人暮らしのサラリーマンは最適なターゲットになってしまうのです。
二次的な被害についても考える必要がある
また、空き巣は入念にリサーチしてから計画的に犯行に及ぶ場合が多く、施錠だけでは安心できません。さらに、空き巣の被害は一次的な物品の窃盗だけではなく、情報社会と言われて久しい現代は、被害者の有している情報から、その家族や友人、知り合いなど二次的に被害が拡大することも珍しくありません。さらに、サラリーマンであれば、取引先とのクローズドな情報を扱っていることも多いでしょう。他にも、放火やイタズラによって近隣住民にまで被害が及ぶ可能性もあります。
つまり、空き巣被害の防犯対策は自分の物品を守ることはもちろんですが、自分の周りの人のことを連鎖的に巻き込んでしまう可能性を回避するためにも欠かせないことなのです。近年は特に情報の価値が大きくなっているので注意が必要です。
家をあけることが多い人におすすめの防犯対策
数日間、出張で家をあけることが多い一人暮らしのサラリーマンは特に注意が必要ですが、出張に限らず出勤中や買い物など、短い時間であっても油断はできません。
施錠を徹底する
空き巣の侵入ルートで最も多いとされているのが鍵のかかっていない窓やドアからの侵入ですので、注意しましょう。また、玄関がオートロックだからといっても安心は禁物です。犯人はベランダや小さな窓からでも侵入してきます。マンションの高層階であっても、施錠に油断はできません。というのも、マンションの高層階は地上からの距離もあるので人目につきにくく、犯人にとって格好の餌食となるからです。そのため、すぐにでもできる防犯対策として、まずは施錠を徹底しましょう。
電気を付けっ放しにする
アナログな方法ではありますが、高い効果を発揮するのが電気です。実際、犯人は電気がついているか、いないか、によって家主の不在を確認することも多いです。付けっ放しにしておくことで、犯人に不在を悟られないようにすることができるので防犯に役立ちます。
数週間・数ヶ月と不在にするのであれば電気代が勿体無いかもしれません。しかし、物品の窃盗被害や先ほど挙げた二次的な被害を免れることができるのであれば、電気代よりも価値があるはずです。また、タイマーを設定しておき、時間に合わせて電気のオン・オフを設定できるようにしておくのがよいでしょう。
施錠や電気を考えるだけでも、防犯対策には十分なります。個人で完璧な防犯対策を行うというのはなかなか難しいものですが、まずは今回挙げたように、すぐにできることから取り組んでいきましょう。本格的に防犯対策を検討するのであれば、ホームセキュリティを導入しましょう。