【空き巣の秋】秋に空き巣が増えるのはどうして?
更新日:2019/10/03
空き巣が増える時期がある!?
家をあける際には気をつけたい空き巣ですが、空き巣被害が増える季節があるということをご存知でしょうか。実は秋が空き巣の最も多い季節であり、10月から12月にかけての時期が最も危険な時期なのです。とはいうものの、秋だから空き巣に注意すればいいという訳ではなく、もちろん年間を通して気をつける必要があります。しかし、中でも特に秋は厳重な注意を怠らないようにしておきましょう。
なぜ秋に空き巣が多いのか
空き巣被害の多発する秋ですが、その要因をご存知でしょうか。秋に空き巣が多くなるのは、以下の要因が挙げられます。
・自宅を長時間・長期間あけることが多い
・イベントごとを控えているので現金が置いてある確率が高い
・窓を開ける機会が多い
主に考えられるのは以上の3点になります。1つ目の自宅を長時間・長期間あけることが多いというのは、秋は1年間の中でも行楽シーズンと呼ばれており、旅行に行かれる方が多く、長期間家をあける場合があるからです。また、アウトドアやお子さんの運動会、体育祭など、1年の中でも行事ごとが多いので家を長時間あける確率が高いのです。
2つ目、秋は犯人の大きな目的である現金の確保できる可能性が高いからです。1つ目に伴い、イベントごとが多いことで、現金を自宅に保管している方が多い傾向にあるので犯人にとって効率的にお金を手に入れやすい時期なのです。特に、クリスマスやお正月などのイベントの直前は要注意です。
3つ目は、夏の暑さも和らぎ風通しもよくなるので、窓を開ける機会が多くなる傾向にあるからです。風通しの良い日、ちょっとした買い物やコンビニへ行く程度の短時間であれば、窓を開けた状態で外出する方も多いかもしれません。しかし、そういったタイミングを狙いすまし計画的に犯行の及ぶ犯人も珍しくありません。このような要因があり、秋は空き巣被害が多発する傾向にあります。
空き巣に遭わないようにするためには
以上のように、特に秋は空き巣被害に遭いやすい時期になっています。空き巣被害を避けるためには、第一に施錠を怠らないようにしましょう。それは玄関だけではなく、窓やベランダも含め全てです。ホームセキュリティを設置するとなお安心です。特に、人影の少ない場所にある家や見通しの悪い場所にある家は注意が必要です。さらに、マンションの高層階に住む方も、人目につきにくいという特徴があるので要注意です。