一人暮らしの両親が急病で倒れたら心配。ボタンひとつで救急通報ができるホームセキュリティー
更新日:2019/07/05
一人暮らしをされている高齢者が増えています。例えば、ご自身のご両親。お元気な内はまだしも、急病で倒れるなどのことを考えたら、心配になりますよね。今回は一人暮らしの高齢者が急病で倒れた際の取り組みについて紹介します。
一人暮らしの高齢者は珍しいことではなくなっている
日本では、「核家族」が 1963年に流行語になるほど、以前より社会問題化していました。さらに現代社会は「超高齢化社会」と言われ、一人暮らしの高齢者が内閣府発表の『平成29年版高齢社会白書』によると、2015年の調査データで男性約192万人(高齢者人口の13.3%)、女性が約400万人(同21.1%)とされています。これは1980年のデータ(男性約19万人、女性約69万人)よりも増えており、「高齢者の一人暮らし」はもはや珍しいことではなくなりつつあります。
急病で倒れてしまうケースも増えています
一方で、一人暮らしの高齢者にとって、あるいは、離れて暮らすご家族にとって一番不安なことが、急病です。一人暮らしをしていると、突然倒れても救急車を呼びこともできず、誰にも看取られないまま亡くなってしまうというケースが増えています。東京都監察医務院のデータによると、東京 23区内における、65歳以上の一人暮らしの方で自宅での死亡者数は2015年に3,127人にも上っています。その十年前は1,860人だったので、増加傾向にあることはお分かりいただけるかと思います。
一人暮らしのお年寄りを支える取り組み
一人暮らしのお年寄りを地域全体で支える取り組みがあります。厚生労働省は以下のような取り組み事例を紹介しています。
1 協力員活用型
ご近所の福祉スタッフと配置して、地域で見守り、支え合う。
2 事業者等との協定締結型
新聞、ガス、電気、水道、生協などの事業者と協定を締結し、異変が生じた場合の連絡や支援体制を確保する
3 ネットワーク構築型
近隣住民と協力し、地域社会で支え合っていく取り組み
例えば、高齢者の一人暮らしマップを作成したり、機器を使った人感センサーによる迅速な対応を行ったり、あるいは地域住民の見回りなどにより、一人暮らしのお年寄りを見守る地域もあります。また、こうした取り組みの中には、家にこもりがちな高齢者の一人暮らしに対して日々、誰かとコミュニケーションを取ることで健康的な生活を送ることにも寄与するもものもあります。
ボタン一つで、駆けつける
ホームセキュリティー会社でも、高齢者の一人暮らしに対応したサービスが誕生してします。関電 SOSでは、「救急通報サービス」として、「SOS救急ボタン」をお客様にお渡しします(買取・レンタルともに)。緊急時、24時間365日、ボタン一つで監視センターに救急信号が送信され、警備員が駆けつけます。
また、SOS救急ボタンを押された際、コントローラーから警報音が鳴り、同居されているご家族にも救急状態の発生をお知らせします。離れて暮らすご家族の場合でも、ご登録いただいているメールに救急発生を通知します。ホームセキュリティーは空き巣対策だけではなく、ご家族の安否確認などにも役立ちます。ぜひ一度、関電SOSにお問い合わせください。