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空き家にも防犯対策は必要!空き家を放置することで発生し得る犯罪とは

更新日:2019/05/17

日本にますます増えていく、「空き家」


総務省統計局の『平成25年度住宅・土地統計調査』によると、総住宅数約6,063万戸中空き屋件数は 820万戸。率換算では13.5%という数値データがあります。ただし、これは5年前のデータなので、空き家件数もさらに増えていると予想されます。

また、同じデータよると、「空き家率の都道府県」は…

1 山梨県(17.2%)

2 愛媛県(16.9%)

3 高知県(16.8%)

…の順位です。上位3県はいわゆる「地方」にあたる地域。地方の人口減少が著しく、少子高齢化が叫ばれて久しい日本において、今後、空き家はますます社会問題化していくものと思われます。今回は、空き家を放置することで、発生し得る犯罪などについて紹介したいと思います。


 空き家が増加すると、発生し得る犯罪とは?


住む人のいない空き家が増えるとどのような問題が起こるかをピックアップしたいと思います。

問題① 空き巣に狙われる・不審者が住み着く

空き家と分かれば、まず空き巣が侵入し、金目のものを奪っていくことがあります。また、不審者(ホームレスなど)が空き屋に住み着いてしまうこともあります。

問題② 粗大ゴミの不法投棄

粗大ごみの処理に困った人たちが空き家に粗大ごみを放置していくことも考えられます。元々その家にあったものなのか、あるいはどこからか持ち込まれたものなのか区別はつきにくくなります。

問題③ 不良の溜まり場

廃墟建築などに訪れ、騒ぎを起こす人たちがいますが、空き家はその格好の的になります。場合によっては、住居の窓ガラスやドア、壁などを破損させ、再びそこに住むことが難しくなることもあり得ます。

問題④ 放火の対象

放火魔は「可燃物があったら燃やす」「人通りの少ない場所」などの要件があった場合に火をつけると言われています。空き家はその要素を含んでいます。

問題⑤ 周辺環境への悪影響

空き家があることで、上記したような犯罪の温床になるだけではなく、空き家にまつわる「都市伝説」や「まことしやかな噂」によって、その土地に対する根拠のない謂れを流布することもあり得ます。また、家の手入れを怠ると、自然災害時には破損や倒壊の危険性も有り得ます。


空き家とは言え、しっかりと防犯対策を


住む人のいない空き家とは言え、防犯対策をしっかりと講じておきましょう。例えば…

・補助鍵を設置して窓からの侵入を防ぐ

・定期的に空き家を訪れて、手入れする(換気や除草作業など)

・その際、不審な点に気づき、手を打つ

もちろん、空き家にもホームセキュリティーを設置することができます。空き巣等の不審者が不法に侵入した際、センサーが反応して、監視センターに異常信号を送ります。受信したら、ただちに現場へ警備員が急行。関電SOSならば、月額2,900円(税別)から始められるので、一度ご検討してはいかがでしょうか?



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