マンションの1階は危ない!?防犯対策や気を付けることは?
更新日:2019/03/14
マンションの1階は防犯上の理由で、避けられる傾向にある
マンション1階の部屋の居住を避ける方は、少なくありません。「プライバシーの問題」、「日当たりの問題」などが主な理由ですが、一番の理由は「防犯上の理由」です。「1階」は泥棒に侵入される危険性が非常に高く、マンションによっては、1階を広々としたエントランスにしたり、あるいはコンビニなどの店舗を入居させたり、車庫を設置したりするなどして、そもそも部屋自体を設けない場合もあります。
現在、1階にお住まいの方、あるいはこれから新生活を迎えるにあたり、一人暮らしで1階の部屋に住むことになっている方に向けて、1階に住む上で気をつけたいこと、そして、防犯対策について紹介したいと思います。
ワンルームマンションの1階は特に注意
1階の部屋は、他の部屋に比べ、家賃が低く設定されている場合があります。これは、先ほど述べたように「プライバシー」、「日当たり」、「防犯」などの理由から1階を避けられる傾向があるからです。特にワンルームマンションであれば、学生や若い社会人が入居していることが多く、日中は留守にしがちの場合もあります。しかし泥棒としては好都合で、近所付き合いが希薄なマンション、そして1階であれば、侵入しやすい部屋となります。
マンションでもしっかりと防犯対策!
では、どのような防犯対策を取ればいいのでしょうか。マンションと言っても、賃貸マンションの場合、退去時に「原状復帰」が求められますので、原状復帰が容易な対策を紹介します。
・鍵
鍵が前の入居者と同じ場合は、合鍵で侵入されるケースも考えられます。そうした危険性を回避するために、鍵ごと交換してしまいましょう。一般的な鍵はピンシリンダーと呼ばれるシンプルな構造の鍵です。ピッキングされやすいので、安全性が高いとは言えません。その鍵をディンプルシリンダーと呼ばれる、表面に大きさの異なるくぼみがある鍵へ交換することをお勧めします。合鍵を作成するにも高い技術が必要な鍵です。
・防犯フィルム
泥棒の侵入経路では窓が一番多く、その大半が窓ガラスを割って鍵を開けるという手法です。一方で、泥棒が最も嫌うのは、ガラスを割るのに時間がかかることです。そこで、既存の窓に防犯フィルムを貼り、ガラス破りに時間をかけさせることも一つの手です。警察庁、国土交通省、経済産業省が性能を公認している「CPマーク」のものが効果的ですが、これは国家資格を持った専門業者が取り付けなければなりません。
・窓の補助鍵
サッシに取り付ける、あるいは水返しに取り付けるなどさまざまです。補助鍵を取り付けることで窓の可動域に制限ができ、仮に泥棒が鍵をこじ開けたとしても、補助鍵があるため、窓がわずかにしか開かず、侵入を防げるという仕組みです。
・センサーライト
特に一人暮らしの場合、夜間は留守がちです。ベランダにセンサーライトを設置するのも防犯対策の一つです。泥棒は自分の姿を見られたくないという習性があるため、人の動きに反応するライトには、非常に敏感です。この際、ライトを外側にむけるのではなく、ドアや窓を照らすと効果的です。
マンションもしっかりガード!
今回はマンション1階の防犯対策について紹介しました。関電SOSでは、戸建てだけでなく、マンションのホームセキュリティもあります。お客さまそれぞれのライフスタイルに合った最適なセキュリティプランをお選びいただけます。マンションのホームセキュリティをお考えであれば、ぜひ一度、関電SOSにお問い合せください。