防犯カメラ設置かホームセキュリティ導入、どちらがいいの?
更新日:2019/01/09
防犯カメラとホームセキュリティ、どちらかで迷ったら
安全大国と言われていた日本も近年は治安が悪化し、不審者や空き巣、強姦や強盗といった悪質な犯行やストーカー被害やオレオレ詐欺の不安が増しています。防犯対策を高める方法として代表的なのが防犯カメラの設置と、ホームセキュリティの導入ですが、どちらが良いか迷う方は多いのではないでしょうか。それぞれのメリット、デメリットを考えつつ検討していきましょう。
防犯カメラのメリットとデメリット
防犯カメラのメリットは比較的低コストで購入でき、自分で気軽に設置ができることです。近年は高性能なカメラが家電量販店やホームセンターなどで気軽に手に入りますし、オンラインショップでも販売されているので、欲しいと思ったらすぐに手に入れて利用できます。
防犯カメラが設置されたことで、不審人物への心理的圧迫ができます。加えて防犯カメラの映像を解析することで犯人逮捕の手がかりや事故の証拠となることも増えており、トラブル発生後の解決策になるのもメリットです。
一方で、ある程度の知識がないとどれがいいのか選べない、自分では設置が難しい、どこにつけていいかわからないというデメリットがあります。また一定の未然防止効果はあっても、多くのケースで犯罪や事故発生後の解決策としての役割のほうが大きく、未然防止策としては限界があります。
ホームセキュリティのメリットとデメリット
ホームセキュリティのメリットは高性能なセキュリティシステムが設置でき、システムの作動を通じて自動的に管理センターに通報がいき、警備員が駆けつけ、必要に応じて警察に連絡をしてもらえる点が挙げられます。すぐに駆けつけてくれる点では、防犯カメラのみの場合より、犯罪の完遂を防止できる点やその場で犯人を確保でき、安心を得られるという点にメリットがあります。
デメリットとしてはコストが高くなる点と数あるホームセキュリティ会社からの選択、資料請求や見積もりの取得、プラン選びなどで導入までに時間がかかることが挙げられます。
一番便利なのは防犯カメラとホームセキュリティ両者の総合活用
防犯カメラの設置だけでは犯罪被害が起きてしまうリスクは否めず、いかに犯人の証拠映像が撮れたといっても、犯人が逮捕されるまで不安な日々を送らなくてはいけません。やはり、ベストなのはホームセキュリティ会社が提供する防犯カメラの利用です。カメラを通じて異常を察知すると警備員の急行や警察への通報が行われます。高性能なカメラを提供してもらえるので、自分自身で選ぶ手間もかからず、防犯のプロの見地から設置場所のアドバイスや設置もしてくれます。