防犯カメラ?オートロック?分譲マンションのホームセキュリティを知りたい!
更新日:2018/12/25
分譲マンションのホームセキュリティ体制はいかに
分譲マンションのホームセキュリティ体制は、高級なマンションや最新のマンションほど強化が図られる傾向にあります。防犯カメラの増設やセキュリティ会社によるソフトサービスの導入は比較的追加がしやすいです。
ただし、エントランスのオートロックシステムや各住戸のピッキング防止、サムターン回しに強いドアを建築後に導入する場合は、費用面や構造面をはじめ、マンション管理組合の同意など手続き面でも難しくなります。そのため、新築や中古のマンションを買う前にホームセキュリティ体制は、しっかりと確認しておきたいところです。
二重三重のオートロック
オートロックと一口に言っても、どこにいくつ設置されているかが重要です。自室の玄関ドアだけなのか、エントランスもなのか、さらにエントランスに入るまでに二回のロックをクリアしなければならないのかがポイントです。もちろん、幾重にもオートロックが完備されているほうが防犯への効果は高く、不審者の侵入リスクを防げます。
随所の防犯カメラ
防犯カメラの場所や台数などもチェックしておきましょう。エントランスはもちろん、裏口やゴミ捨て場、非常階段付近や駐車場といった人が入り込みやすいスペース、出入りの可能性がある場所、死角となりそうな場所に付いているかチェックしましょう。閉鎖空間となるエレベーター内の防犯カメラも犯罪の未然防止のために重要なポイントです。
モニター付きインターホン
専用住戸内にはモニター付きのインターホンがあると安心です。訪問者が訪れた際、事前に顔を確認して応答ができ、飛び込みの営業マンなど知らない人物であれば無視もできます。
ロック解除による防犯装置の作動
安心のサービスとしては、外出の際に窓ガラスや玄関ドアなどが全て施錠されていないと、玄関を施錠する際に警報音やランプで知らせてくれるサービスもあります。その上で施錠したのに窓ガラスがこじ開けられるなどした場合には、警報が鳴り、セキュリティ会社に自動的に通報され、警備員が駆けつけるサービスと連動します。
セキュリティ会社との連携
分譲マンションの場合、入居者がそれぞれ個別にセキュリティ会社と契約しなくても、マンション全体でセキュリティ会社と契約を締結しているケースが少なくありません。もっとも、どのようなサービスなのかは選択したセキュリティ会社やプランによっても異なってきます。
最近では、警備状況を遠隔操作にてスマホなどで設定や確認ができるサービスや室内で異常事態などが起こった際に携帯電話へメールで通知してくれるなど、外出中にもマンションの安全が確認でき、うっかり不審者と鉢合わせるリスクも軽減できる安心のサービスも登場しています。