防犯対策はバッチリ!という方こそ安全性と危険度をチェックしましょう
更新日:2018/08/03
ご自宅の安全性と危険度をあらためてチェックしてみよう
外出時や夜間は鍵をしっかりかけているし、犬も飼っている。不審な電話には出ないし、メイン錠と補助錠をつけたし、マンションの二重ロックがあるから安心!と思っていませんか。
確かに防犯面の安全性は保てていますが、うっかり鍵を閉め忘れたりする隠れたリスクがあります。
また、自分では気付かないところで誰かに見られており、この家は隙があると思われるケースが少なくありません。
空き巣や性的犯罪者のターゲットにならないよう、今一度ご自宅の安全性と危険度をチェックしてみませんか。
ご自宅の周辺環境と安全性を再度確認しましょう
ご自宅の安全対策はバッチリと思っていても、周辺環境によってはリスクが高いケースが少なくありません。
たとえば、表通りから離れた場所に自宅があり、ご近所の方や通りすがりの方から目につきにくい死角になっていませんか。
また、隣が空き地や公園、駐車場であることやご近所が敷地の広い家が多くてご近所の目が行き届かない、街灯が少ない、門灯をつけていない家が多いなど夜間が真っ暗となる状況も危険です。
いかに鍵をかけていても、人の目が届かないとなれば、ピッキングやガラス破りなどによって侵入が試みられる可能性があるからです。
また、幹線道路沿いや、近隣に工場などがあり常に音がうるさいといったところでは、窓ガラスを割った音などが近隣に響きにくいので、強硬手段で突破されることがあるので気をつけましょう。
あなたのライフスタイルに、隙はありませんか?
自宅の周辺環境からのリスクのほか、ライフスタイルによっても狙われてしまうケースは少なくありません。
昼間はほとんど家にいない、新聞受けや郵便受けの状態が外から見えやすく、長期不在をして新聞などを貯めこむことがある方は気をつけましょう。
旅行中は新聞の配達をストップして、留守が気づかれないようにするよう、細やかな配慮が必要です。
また、ゴミを捨てに行くだけだからと施錠をしない方や、勝手口やワキの窓ガラスから出入りする癖がある方も用心する必要があります。
うっかりの鍵の閉め忘れやここからの出入りなら分からないだろうといった油断が空き巣や不審者の侵入を招くからです。
また、高齢者や小さなお子様がいるご家庭で、玄関の呼び鈴がなった際に誰かを確認せずすぐに扉を開けてしまう方も気をつけましょう。テレビモニターなどを設置してしっかり確認をする習慣が大切です。
定期的に安全性や危険度の見直しをし、自分の身を自分で守れるよう意識しましょう。
防犯は完璧?あなたのお家の危険度をチェック