オートロックだけで大丈夫?マンションのセキュリティを見直そう
更新日:2018/06/01
オートロックがあっても侵入できる?
安心して一人暮らしをするために、オートロックが付いたマンションを選びたい方も多いのではないでしょうか。
しかしながら、オートロックが付いているからといって安心できません。その隙を狙って悪意ある侵入者に目を付けられてしまう可能性があるからです。
実はオートロックのマンションでも、住人がエントランスの鍵を開けたときに、するりと侵入してしまうケースがあります。
そういったマンションに住んでいると、得てして防犯意識が低くなってしまいます。
オートロックが付いていても、エントランスにさえ入ってしまえば後は簡単に空き巣などを行えます。
オートロックのマンションでも狙われることがあると意識し、しっかり防犯対策をしておきましょう。
すぐに始められるマンションの防犯対策
防犯対策を始めたいと思っても、本格的に強化するのには準備が必要です。
対策を施す前に狙われては困るので、まずは手軽にすぐ始められるマンションの防犯対策について3点ご紹介します。
(1)暗証番号を設定するタイプのオートロックなら、真っ先に番号を推測されにくいものに変更しましょう。
誕生日や電話番号など推測されやすいものはすぐに突破されてしまいます。
(2)部屋の鍵は不在かどうかに関係なく必ず施錠するように心掛け、不在中や就寝中は窓の鍵も施錠しましょう。
自分で補助錠を追加するのも効果的です。
(3)見知らぬ人がそばにいるときはエントランスの鍵を開けないようにしましょう。
同時に侵入され、被害にあう可能性があるので要注意です。
本気で防犯のことを考えるならホームセキュリティをご検討ください
女性の一人暮らしや共働きで子ども一人の時間があるなど、何かあってからでは遅いこともあります。被害を防ぐためには、ホームセキュリティの利用をご検討ください。
ホームセキュリティは防犯のプロが様々な事例をもとに、効果的な防犯対策をトータルで行っています。付け焼き刃でやるよりも確実で安心です。
たとえば、人間が発する遠赤外線を察知するセンサーを部屋に設置し、異常があればすぐに警備員が駆け付けてくれるシステムなどがあります。
これはオフィスや店舗などでも導入されているレベルの防犯システムで、自分だけで防犯対策を強化しようとしても、同じレベルの対策はできません。
他にも屋内で自由に持ち運べるSOS非常ボタンや、スマホなどから自宅のセキュリティ状況を確認できるサービスなどもあるので、生活スタイルに合わせて使い分けられます。
また、こういったホームセキュリティと契約すると、玄関や勝手口などに貼り、ホームセキュリティを完備していることをアピールできるステッカーをお渡ししています。
たとえオートロックを越える侵入者があっても、そのステッカーを見れば侵入を諦めてくれるのではないでしょうか。
オートロック付きのマンションに住んでいる方はオートロックだけで安心するのではなく、今一度自分の身を守るための防犯について考えてみてください。