【新生活の防犯対策】一人暮らしの安全を左右する「部屋選び」と「習慣」
更新日：2018/01/29
間もなく新生活がスタートする時期。
今春から一人暮らしを始める子供を持つ親御さんは、お子様の初めての一人暮らしを、多かれ少なかれ気がかりに思っているのではないでしょうか。特に女の子の一人暮らしは犯罪に巻き込まれるリスクが隣り合わせです。今回は、そんなリスクを軽減するための方法をご紹介します。
安全な部屋選びのポイント
リスクを軽減するために大きなポイントとなるのが「部屋選び」です。マンション・アパートの防犯機能によって防犯性が大きく異なるケースがありますし、犯罪が起きにくい周辺環境を選べば犯罪発生の母数が少なくなります。
部屋を探すポイントとしては以下が挙げられます。是非参考にしてみてください
～学校が提携している不動産会社の物件～
不動産会社に行って探すのではなく、大学や専門学校が紹介している物件の中から選ぶと良いでしょう。
学校が紹介している＝学校が提携している不動産会社の物件です。その中にはオートロック完備、また万が一の際にすぐに駆けつけてくれる警備のサービスに加入していることが多くあります。また物件によっては管理人が常駐しているので、常に誰かが見守ってくれる状態です。管理人の常駐は不審者への抑止力となり、注目すべきポイントの1つとなります。
その他、モニター付きのインターフォンや最新型の鍵、複雑な施錠になっている郵便受けがある物件、さらに至る所に防犯カメラが設置された物件もあります。初めての一人暮らしの際は、間取り／学校・駅からの近さ／家賃／デザイン性などで部屋を選びたくなりますが、防犯面で安心できる設備が整っているかどうかも検討材料としてみてください。
～物件の場所選びでの大事なポイント～
人通りの少ない夜道を女の子が一人で歩くのは大変危険です。できるだけ人通りが多く明るい場所にある物件を選ぶと良いでしょう。
また、物件の周辺に交番がある、24時間営業のファミリーレストランやコンビニがあるなどの条件を満たしていれば、万が一の際も助けを呼びやすくなります。
一人暮らしをはじめてからの習慣
まず「一人暮らしをしている」ということを犯罪者に悟られると、犯罪に巻き込まれるリスクが上がります。例えば空き巣は家の中で家主と鉢合わせはしたくないわけですから、一人暮らしだと確証を持っていれば、家主の外出後、安心して悪事を働くことができます。
一人暮らしをはじめたら、意識して毎日の習慣にしていただきたいポイントがあります。
日ごろから気を付けて防犯意識を高めるのに是非お役立てください。
～一人暮らしだと悟られないようにカモフラージュする～
犯罪者にとって怖いのは、同居している男性の存在です。よって男性と一緒に暮らしているふりをすることで防犯性の向上が期待できます。カーテンは男性をイメージさせる色（茶色・深い青色など）にする、男性ものの服を外に干しておくだけでも大きな防犯効果が見込めます。
～郵便受けに注意する～
郵便受けは毎日確認し、郵便物等は早めに片付けておくことが重要です。郵便受けの状態は家主の状態を表すことがあります。
郵便受けに大量の郵便物が溜まっている場合は、長い間家を空けている、または防犯意識が低いと犯罪者に悟られてしまいます。
また個人情報を盗み取られるリスクもありますので、郵便物の確認は毎日行ないましょう。なお携帯電話料金の書類やクレジットカードの利用明細等も、郵便ではなくウェブでの閲覧に切り替えることで個人情報流出を抑えることができます。
まとめ
以上、一人暮らしの際におさえておきたい部屋探しのポイントと習慣についてご紹介しました。犯罪者が狙いにくい・狙いたくない部屋に住み、防犯意識の高い習慣を身につけることで、犯罪者の手から遠ざかることができます。
ただ、全てを完璧に行なうのは難しいこと。「良い物件が見つからず仕方なく人通りの少ない場所に…」「大学のサークルやアルバイトが忙しく、なかなか習慣にならない」といった理由で、防犯性はおろそかになりがちです。
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