【車上荒らし対策】認知件数の推移とすぐにできる対策!
更新日:2017/12/01
車の窓を割って金目の物を根こそぎ盗んでいくのが車上荒らしです。そんな車上荒らしの犯行手口とは一体どのようなものなのでしょうか?
この記事では、車上荒らしの手口と対策、おすすめの防犯グッズをご紹介します。
万全の対策で愛車を守りましょう!
車上荒らしの実情
車上荒らしに遭うと、転売してお金になりそうな物は根こそぎ持っていかれるということです。カーナビ・オーディオ・チューンナップパーツなどです。当然バッグや財布などの貴重品も盗られてしまう可能性が高くなっています。
車上荒らし(車上ねらい)の認知件数の推移
出典:警察庁 犯罪情勢
平成27年、車上荒らしの認知件数は6万5023件。
10年前の平成17年と比べると19万件以上減少しています。一方興味深いのは、施錠あり・施錠なし時の数値。
車が施錠ありの際は3万2027件、施錠なしの際は3万2996件でほぼ同じとなっています。
車上荒らしの犯人は、施錠の有無にかかわらず、狙いたい車を狙うということが浮き彫りになっています。
なぜ減少傾向にあるのか
車上荒らしの件数が減少している要因として、イモビライザーなどの防犯装置の普及、警察の対策強化の効果が挙げられます。とはいっても、今でも年間で数万件の車が被害に遭っているのが実情。車上荒らしの被害に遭わないようにするためにはどうしたらいいのか?ご紹介していきます。
車上荒らし対策チェックリスト
車上荒らしに狙われないための対策をチェックリストにまとめました。
今すぐできる対策ばかりですので、早速今日から実践してみてはいかがでしょうか。
● 車内に鞄や財布などの金品を放置しない
● 空のコンソールボックスを開けて見せておく
● 窓・鍵をしっかり閉める
● 少しでも車を離れる際は鍵をかける
● 人目に付きやすい場所に停車する
車の防犯機器
・カーアラーム
カーアラームは車への振動や衝撃を検知して、音や光で車上荒らしを威嚇する機器です。目立つことを嫌う犯罪者には、これを装着しているだけでも抑止効果が期待できます。
・ 防犯フィルム
ガラスに貼ることで割れにくくすることができるのが防犯フィルムです。割れにくくなる=犯行に時間がかかるため、車上荒らしはリスクを恐れてフィルムが貼ってある車を避けるようになります。
・ 車載カメラ
車載カメラの搭載も車上荒らしを未然に防ぐ効果があります。車上荒らしは顔が映ることを恐れます。また車上荒らしとは別のシーン(交通事故を起こした時など)でも車載カメラは役立ちます。
まとめ
大切な愛車を荒らされると、物理的・金銭的に被害を受けるだけでなく、精神的にもダメージを受けます。車上荒らしから大切な愛車を守るため、ご紹介した対策を是非ご検討ください。