あなたの家は泥棒が入りやすい家かも…死角をなくして効果的なホームセキュリティを
更新日:2017/05/12
「うちが空き巣に狙われるわけない。多分大丈夫」「うちには盗られるような物ないし」
…実際に空き巣被害に遭った方のうち多数がそう思われていたようです。泥棒に入られると財産を奪われてしまうだけでなく、侵入されたことによる恐怖感や不信感も抱いてしまいます。そんなことにならないよう、“泥棒が入りにくい家づくり”を防犯のプロ「関電SOS」がご案内します!
どんな家が泥棒に狙われやすいのか
泥棒が狙う家には傾向があります。【戸建て住宅の場合】
■高い塀や壁で囲まれている(塀を乗り越えてしまえば周りに見つからない)
■ベランダ・窓の近くに足場になるものがある(その足場を利用して侵入される)
■周辺に人がいない(ご近所さんの目があることで泥棒は侵入しづらくなる)
■死角が多い(庭木などの物陰は泥棒が行動しやすいスペースとなってしまう)
【マンション・集合住宅のタイプ】
■見通しが悪くて外部からよく見えない(泥棒が出入りしやすくなる)
■防犯意識の低いマンション・集合住宅(不審者が近寄りやすい雰囲気)
泥棒が侵入を思いとどまる家の特徴
「侵入者が犯行を思いとどまった理由」という警察の調査があります。
-
物音・足音・話し声
-
住人(隣人)に出会った
-
ホームセキュリティに気づいた
-
センサーライト
-
2重ロックだった
人がいる雰囲気・隣人などの目があり、ホームセキュリティに加入している家はやはり狙いにくいという結果が出ています。泥棒は当然、侵入リスクの高い住宅は避ける傾向にあります。
“死角”に要注意
「どんな家が泥棒に狙われやすいのか」でご紹介しましたが、ご自宅に死角がある場合は危険です。泥棒が家の周りで行動しやすくなってしまうからです。行動しやすいということは、侵入経路の目星をつけられてしまう=後々被害にあう確率が上がってしまいます。ここではそんな死角をなくすためのホームセキュリティをご紹介します。
■センサーライト
泥棒の動きを感知して照らしてくれるセンサーライト。センサーライトに照らされたことですぐに退散する泥棒も多いです。また部屋の中にいても、カーテン越しに見えるセンサーライトの光で、外にいる侵入者に気づくことができます。
■防犯センサー
死角となる場所にある窓から侵入されるケースもあります。これを未然に防ぐためには、窓を防犯ガラスに交換し、そのうえ防犯センサーを設置しておくなどの対策があります。
■庭木の剪定
庭の景観を演出する庭木は時として泥棒の死角にもなり得ます。特に夜は暗く人目につかない場所です。庭木を剪定しておくなど、死角をなくすことが大切です。
過信はNG!意外な落とし穴
ホームセキュリティを導入しても意外なところに落とし穴があるものです。例えばセキュリティをセットし忘れている場合。どれだけホームセキュリティのプランを充実させても、作動していなければ意味がありません。戸締まりも同じくです。窓や玄関のドアに鍵をかけ忘れてしまうと、泥棒に簡単に侵入されてしまいます。センサーを設置していない部屋に入られる可能性、センサーが反応しても手遅れとなってしまう可能性もありますのでご注意ください。ホームセキュリティ+お客さまの防犯によって初めてしっかりとした防犯が成り立ちます。泥棒に狙われない家づくりを行なっていきましょう。