夏のお出かけ前に再チェック!長期不在時の防犯対策
更新日:2016/07/13
お買い物や出勤時など、普段のお出かけの防犯はもう慣れたもの、という皆さんも、旅行などで長期間留守にする場合の防犯対策は、案外、抜けているところも多いのではないでしょうか。
もうすぐやってくる心躍る夏休みに向け、また、いざという時のために、ここで再度、不在時の防犯対策を確認し、備え直してみませんか?
泥棒を我が家に寄せ付けない防犯対策をご提案します。特集の最後には「出かける前のおうち点検チェックリスト」も掲載しました。不在時の家の安全を守るのはもちろん、帰宅した後も快適に過ごせるよう、各項目をチェックしてから心おきなく出かけましょう!
長期不在前にやっておきたいこと
○新聞の一時ストップ
○郵便局に不在届け
○見回りや点検を依頼
○雨戸は閉めてロックを
玄関前や郵便受けに新聞や送付物などが何日も溜まっていると留守を知らせているようなもの。
新聞の配達ストップや、郵便局への郵便物保管依頼など事前に対策しましょう。
また、親族やご近所にお願いして時々家の周りを見回っても効果的です。
雨戸は、数日の留守なら開けておくほうがいいですが、長期不在の場合は閉めたほうがベター。
留守だと気づかれても、ロック機能を付ければ開けるのに時間がかかり、騒音も出るので空き巣の抑止力になります。
やってはいけない不在中のNG
×「留守」「旅行中」を知らせる留守電
×カレンダーに旅行日程の書き込み
×スーツケースのネームタグに要注意
×SNSに自分の居所や写真を掲載しない
×自宅で撮った写真をSNSにあげない
留守電の応答メッセージに「旅行中です」「○日に帰ります」などは絶対NG。
泥棒に留守を知らせているようなものです。
また、壁掛けカレンダーに旅行期間の予定や赤丸など印をつけていると留守を知られてしまう可能性がありますので用心しましょう。
スーツケースに、紛失防止の名前タグを外からすぐ見えるように付けていては他人に住所を知られたり、旅行中で家を不在にしているとわかる可能性があります。情報は裏向きにするなど見えない工夫を。
近頃は泥棒もインターネットを使います。SNSやブログなどに海外など旅行先のできごとをリアルタイムでアップしたくても、情報掲載は帰ってきてからをおすすめします。
旅行中でなくとも自宅で撮った写真をインターネット上に発信すると画像のGPS情報から他人に家の位置情報が特定される恐れが。インターネットの世界は、思わぬところに危険が潜んでいる場合があります。
■外出期間に関係なくお出かけの際は忘れずにホームセキュリティをセットしましょう。
■信頼できる方に留守中の見回りをお願いする場合は
事前にホームセキュリティの使用方法を伝えておきましょう。
■SOSの非常連絡先は登録時と同じで大丈夫?あらためて確認しておきましょう。
普段からやっておきたい防犯対策
- 【01】玄関鍵を高性能にして、複数つける
- 【02】防犯窓もしくは防犯ガラスフィルムを貼る
- 【03】防犯カメラを付ける
- 【04】幅30センチ以上の窓に補助鍵をつける
- 【05】貴重品を分散して管理する
- 【06】すべての窓を施錠する
- 【07】人感センサーライトを設置する
- 【08】家周りに足場になるものを置かない
- 【09】整理整頓(空き巣に隙を与えない)
- 【10】ホームセキュリティの遠隔操作を設定する
- 【11】空き巣被害対応の保険に加入する
- 【12】踏むと音が出る砂利を敷き詰める
- 【13】携帯電話に家電話を転送する登録をする