春からはじめるガーデニング。
更新日:2012/04/13
暖かくなると植物が生長しやすく、種をまく植物の種類も増えるので、春は、ガーデニングをはじめるのに最適な季節です。
ベランダでも十分楽しめるコンテナ(鉢やプランター)を使ったガーデニングの基礎知識をご紹介します。
用具などの選び方
コンテナ
植木鉢やプランターのこと。素焼き(テラコッタ)、プラスチック、古紙製、陶器製、木製などがあります。重いものは扱いにくいので、場所や用途を考慮して選びましょう。
用土
土は「草花用」「野菜用」「観葉植物用」など目的別にブレンドされた培養土を買うか、自分でブレンドするかの2つの方法がありますが、植物の特性に合わせた培養土を選びましょう。
肥料
肥料は目的によって「元肥(もとごえ)」と「追肥(ついひ)」に分かれます。元肥はあらかじめ土に混ぜ込んで初期の生長を助けます。追肥は、株が大きくなってきたり、花を咲かせるようになる時期に、植物の生長に合わせて栄養不足を補います。
必ず用意したい用具
●小型シャベル(移植ゴテ)
土を入れたり、混ぜたり、苗を移植したりする時に使います。
●じょうろ
水や液肥を与えます。ハス口(じょうろの先につける小穴がたくさん開いた部分)は穴の細かい方が植物への水のあたりがやわらかいので、おすすめです。
●園芸ばさみ
花茎や枝を切るもので、普通のはさみよりも強力です。
●ガーデングローブ
土をいじったり、棘のある植物に触れる時に使います。
●鉢底ネット
鉢底の水抜き穴に敷き、用土のこぼれ落ちや底からの害虫の侵入を防ぎます。
花の選び方
一年草と多年草
アサガオのように種をまいてから1年以内に花が咲いて枯れてしまう草花を「一年草」、キクなど2年以上生育して毎年花が楽しめる草花を「多年草」といいます。一年草は花をたくさんつけるため、観賞用として楽しめるので初心者におすすめです。
球根
球根は発芽や開花に必要な養分が蓄えられているので、比較的簡単に育てられ、手軽です。また、水耕栽培が可能なものもあり、室内でも楽しめます。