地球にやさしいエコ料理
更新日:2013/01/08
エコ料理のポイントは「(1)食材をムダなく使う」「(2)エネルギーや水を上手に使う」です。今回は、エコ料理を2品ご紹介します。
食材を上手に使い切る。「春キャベツの昆布(コブ)サラダ」
キャベツの芯をすりおろしてドレッシングに。
【材料(2人分)】
春キャベツ 150g
キャベツの芯 1/2個分(約30g:大さじ2~3)
塩昆布 15g
果実酢(りんご酢など。なければ普通の酢) 大さじ2~3
ごま油 大さじ2~3
砂糖 適宜
白いりごま 適量
<作り方>
(1)春キャベツは食べやすい大きさに手でちぎる。
※水分をしっかり切っておく。
(2)春キャベツの芯を包丁で切り取ってから、すりおろす。
(3)(2)に同量の酢とごま油を加えて混ぜ合わせる。甘みが足りないときは砂糖を加えて味を調える。
※キャベツの芯すりおろし:酢:ごま油=1:1:1の割合。
(4)(1)のキャベツと塩昆布をざっくりと混ぜ、(3)と白いりごまを加えて全体を混ぜ合わせる。
エネルギーを上手に使う。「新たまねぎのこくまろスープ」
たまねぎの皮をラップ代わりにレンジで加熱し、調理時間を短縮。
【材料(2人分)】
新たまねぎ 1個(約200g)
ブイヨン(固形) 1個
バター 10g
水 2カップ(400ml)
塩 適宜
こしょう 適宜
パセリ 適量
クラッカー 適量
粉チーズ 適量
<作り方>
(1)たまねぎは傷んだ皮のみをむいてから、よく水洗いし、先端部分を横に1/4程度残るように切込みを入れる。ラップをせずに耐熱皿にのせ、電子レンジ(500W)で3~4分加熱し、そのまま冷めるまで置く。
(2)(1)のたまねぎの皮をむき、皮を分量の水につけ、軽くもんでそのまま約20分置き、たまねぎの皮を取り出しておく。
(3)(1)のたまねぎは約1㎝幅のくし切りにする。
※やわらかくなったたまねぎはすべりやすいので注意。
(4)厚手の鍋でバターと③のたまねぎを中火~弱火で鍋底に焦げつきができるまで4~5分炒めてから、②の水とブイヨンを加えて、木べらで鍋底の焦げをこそぎ取るように混ぜ、火加減を強めてブイヨンが溶けるまで煮る。
(5)味見をして塩・こしょうで味を調える。
(6)器に盛り、お好みでクラッカーを割り入れ、パセリ、粉チーズをかける。
レシピ提供:日本食育コミュニケーション協会
※本ページの内容は、関電SOS季刊誌「住まいring」Vol.20(2012年3月発刊)掲載の情報です。