「体温バランス」を整えよう。
更新日:2013/03/13
上半身と下半身の「体温バランス」を整え、血行を改善しましょう。
東洋医学では、自然界がすべて「陰」と「陽」のエネルギーによって成り立っていると考えられています。
この「陰」と「陽」の考え方は人間にも当てはまるとされ、上半身に冷たい「陰気」を上らせ、下半身に暖かい「陽気」を集め、健康的な身体を維持していくことが大切といわれています。
このバランスが崩れ、上半身が必要以上に温まり過ぎると、肩こりや頭痛、不眠、集中力の低下などを招き、下半身が冷えきってしまうと、腰痛や膝の痛み、下痢、頻尿などの症状が起きやすくなるといわれています。
そのため、寒い冬の季節でも、日頃から適度に身体を動かすように心がけ、バランスよく筋肉を使うことが大切です。全身に血液を巡らせることによって、上半身・下半身の体温バランスを整えるようにしましょう。
バランスよく筋肉を使うには、普段の姿勢や歩き方も大切。
姿勢や歩き方が悪いと、骨格だけでなく筋肉や内臓にも余計な負担がかかってしまい、肩こりや腰痛、膝の痛みにつながる場合があります。正しい姿勢や歩き方は身体にかかる負担が少なくなり、弱くなった筋肉を引き締める効果も期待できます。
バランスよく筋肉を使って体温バランスを整えるために、普段から正しい姿勢や歩き方も心がけるようにしましょう。
※本ページの内容は、関電SOS季刊誌「住まいring」Vol.22(2012年11月発刊)掲載の情報です。