今からできる年末年始の防犯対策
更新日:2013/12/25
年末年始は何かと忙しく、つい防犯意識が薄れがち。
年末年始は外出する機会も増えるため、
空き巣などの侵入犯罪には十分注意が必要です。
泥棒に狙われやすい家はどんな家?
泥棒は必ずと言っていいほど入念な下見を行い、成功する可能性が高い家を見つけて犯行に及びます。
泥棒が重要視する家の下見のポイントは「留守かどうか」「侵入しやすく逃げやすいか」「隣近所からの見通しはどうか」などです。
泥棒に狙われないために、年末年始に気をつけたい防犯対策は?
[対策1]長期不在時は留守を悟られないようにする
■新聞や郵便をとめる
長期不在にする際は、新聞店や郵便局に配達をとめてもらいましょう。とめきれないチラシは、近所の方や友人に整理してもらえるようお願いしておくと安心です。 ※郵便物は郵便局で「不在届」を出せば、帰宅後にまとめて受け取ることが可能です。(保管期間最長30日間)
■留守番電話のメッセージに留守であることを入れない
留守番電話のメッセージに長期の外出や不在時間を入れないようにしましょう。メッセージを入れる場合は「今電話にでることができません」というような内容にして、可能であれば携帯電話に転送設定するのがおすすめです。
■自動点灯する照明をつける
暗くなると自動的に点灯しタイマーで消灯するような照明などで、人がいるように見せかけることも長期不在時に有効な対策です。
[対策2]家の周りを、侵入されにくい環境に整える
■庭先の侵入の足場になるようなものは整理整頓する
庭先に置きっぱなしの脚立やはしごなどが足場にされ、2階へと侵入されるケースがあります。家の周りの片づけを心がけましょう。
■植木の剪定を行うなど、見通しをよくしておく
年末までに植木の剪定などを済ませ、泥棒が隠れて作業できないよう見通しをよくしましょう。
■玉砂利を利用する
死角となる家の裏側などには、歩くと大きな音がする玉砂利を敷くのがおすすめです。
[対策3]確実な戸締まりと施錠
■家の裏側の浴室などの小窓まで、戸締まり・施錠を徹底する
外から人目につきにくい家の裏側の浴室やトイレの小窓は、換気のため窓を開けておくことが多く施錠忘れも多いため、狙われやすい場所です。面格子のついた小窓も油断大敵です。
■数分間の外出でも施錠する
泥棒はゴミ出しや子どもの送り迎えなど、わずか数分程度の隙に侵入することができます。「ホームセキュリティのシールが貼ってあるから大丈夫」と思わず、短い時間であっても必ず施錠しましょう。
年末年始に向けて「わが家の防犯対策」を見直しましょう。
狙われにくく、侵入されにくい家にすることは、日常的な備えや意識、具体的な対策があれば可能です。留守が多くなる年末年始を前に、もう一度、わが家の防犯対策をチェックしてみてはいかがでしょうか。「泥棒に嫌われる家」そんな防犯対策、あなたのお家も始めませんか。