女性の防犯対策まとめ!万全の備えをお忘れなく
更新日:2017/08/18
警察庁の統計によると、人が被害者となる犯罪の被害発生率は平成27年時点で男女ともに減少傾向。特に女性は男性と比べて被害発生率が半分以下となっていますが、だからといって安心ではありません。今回は女性の防犯対策について詳しくご紹介。日常の色々なシーンで役立てて頂ければ幸いです。
女性が被害者となる割合の高い罪種
窃盗が73.2%で最多。詐欺4.0%、暴行3.4%、傷害2.6%、強制わいせつ2.1%と続いています。
その他に多い被害としては…
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・ 高級バックを狙ったひったくり
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・ エレベーター内で強制わいせつやキャッシュカードなどの強盗被害
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・ 配線盤検査を装い女性マンションに押し入る強盗傷害・強制わいせつ事件
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・ 無施錠の窓、玄関からの侵入被害
数え切れないほどの犯罪ケースがあり書ききれませんが、常に被害に遭わないよう細心の注意を払っておくことが重要です。
女性の防犯対策
~押し入り対策~
様々な口実でドアを開けさせる手口です。室内に入った瞬間、凶器を使って脅かし強盗や暴行などの犯行に及びます。
・ 必ずドアスコープやカメラ付きインターホンなどで相手の身分と要件を確認
・ 誰からの荷物か、何の検査か、誰の依頼かなど詳細を確認
・ 不審に感じた場合はその時にドアを開けず第3者(管理人・警察)に仲介してもらう
・ チェーンをかけたまま話す
・ 周囲を確認してからドアを開ける・閉める
~エレベーター内の対策~
密室となるエレベーターは被害の多い場所の一つ。乗る前・乗っている時の対策が必要です。
・ 乗る前に周囲を確認し、怪しい人と二人きりにはならないようにする
・ 複数で乗ったにもかかわらず途中で二人きりになりそうな時には途中で下車
・ いつでも停止ボタンや緊急非常ボタンを押せるように立ち位置を操作ボタンの前に立つ
・ 背をエレベータの壁にし、相手に背中を見せない
・ 1番近い階のボタンを押して止まり次第すぐに逃げる
・ セキュリティ度の高いマンションを選ぶ
~電車の中での痴漢対策~
特に満員電車は痴漢か否か分かりにくいことから、痴漢が起こりやすいシーンです。人混みに押されて対策が取りにくい場合もありますが、以下のようなことにご注意ください。
・ 混んでいる時間帯をできる限り避ける
・ 友人と一緒に電車に乗る
・ 女性専用車両を利用する
・ 痴漢に顔を覚えられないよう、乗る時間と乗る車両を変える
・ 女性の隣に移動するなど安全な位置をうまく確保する
・ ドアの付近や車輌の角など、動くことのできない場所を避ける
・ 背後に人が立たないようにする
・ 服装に注意し露出度の少ないものにする
・ 痴漢に遭った場合は毅然とした態度で嫌だということを声に出す
まとめ
住宅への防犯だけでなく、特に女性は外出時の防犯も必要な傾向にあります。防犯意識を高めることでクリアできる対策がいくつもありますので、防犯に対して是非意識を向けてみてください。