企業におすすめの防犯対策まとめ!
更新日: 2024/03/15
企業が自社ビルや店舗を持っている場合、防犯対策は非常に重要です。会社の資産を守るためだけでなく、犯罪のターゲットにされないようにも注意が必要です。防犯対策をしっかりと行うことで、犯罪被害のリスクを最小限に抑えることができます。
この記事では、自社ビルや店舗を構える企業向けにおすすめの防犯対策を紹介します。
企業が取るべきおすすめの防犯対策
事務所やオフィス、店舗のように環境が異なることで、企業が取るべき防犯対策も変わってきます。大切な資産を守るためには、環境に応じて最適な防犯対策に取り組むことが重要といえます。
そのため、ここからは侵入窃盗被害を防ぐために効果的な防犯対策を個別に紹介します。
防犯ガラスに交換する
犯行に及ぶ際の侵入経路として多い場所のひとつは窓のため、防犯ガラスに交換することで防犯対策を行うことができます。防犯ガラスは通常のガラスとは違い、ガラスとガラスの間に特殊なフィルムを挟み込んだ合わせガラスになります。
普通のガラスというのは、ガラス破りの簡単な手口で瞬時に侵入されてしまいます。一方で、防犯ガラスなら破られにくいので、侵入時間も多くかかり犯行を諦めさせることができます。
また、防犯建物部品共通標章(CPマーク)でアピールすると、泥棒からも敬遠されるのでターゲットになりにくくなるメリットもあります。
監視カメラを設置する
オフィスや店舗、駐車場などに監視カメラを活用することで、セキュリティを高めることができます。監視カメラがあることで「見られている」という意識が働くため、不法侵入や侵入窃盗被害を抑制する効果が期待できます。
また、監視カメラは外部からの犯行以外にも、内部による犯行も抑制する効果が期待できます。例えば、従業員による不正行為や情報漏洩といったことも防げるので、総じてセキュリティを高めることができるでしょう。
なお、万が一犯罪行為が行われた際にも、監視カメラで記録した映像を証拠として活用することもできます。
入退室管理システムを導入する
オフィスや店舗のセキュリティを向上させることができる防犯対策として、入退室管理システムの導入が効果的です。いつ・だれが・どこで入退室したのか?人の出入りをシステム上で管理することができます。
不審者や部外者の侵入を防げるほか、内部による情報漏洩といった不正行為も抑制することができます。また、高性能な生体認証システムを用いることで、ふたり以上が入室する不正行為も防止することができます。
貴重品管理に注意する
店舗や事務所で金品を管理している場合、貴重品管理を徹底することも防犯対策としては効果的です。例えば、一般的な耐火金庫から防盗性がより高い防盗金庫に変更することも効果的です。
また、防盗金庫が持ち出されないように、ボルトで固定するなど二重の持ち去り対策を行っておくことも重要です。破壊が困難で持ち出しも難しくすることが、防犯対策の観点からは効果的ということです。
戸締まりを徹底する
非常に簡単なことではありますが、戸締まりを徹底することも非常に効果的な防犯対策になります。犯罪者が行う侵入手口の中でも、鍵の施錠忘れと言った「無締まり」が原因になっていることも少なくありません。
このような無締まりに起因する侵入窃盗犯罪を防ぐためには、戸締まりを徹底するということが最も重要なわけです。そのため、犯罪に遭ってしまうリスクを下げるためにも、戸締まりの徹底は習慣化しましょう。
パスワードを定期的に変更する
事務所やオフィスはパソコンや周辺機器も多いため、これら各種デバイスが狙われてしまうことも多い傾向にあります。一方で、このような情報端末の中には重要な企業データも含まれているので、盗難被害によって情報漏洩のリスクもあるでしょう。
顧客の個人情報が含まれていることもあるので、情報漏洩を防ぐ対策が必要ということです。そのため、パスワードは定期的に変更するなど、簡単に端末内にログインができないような防犯対策を講じておきましょう。
セキュリティ教育を徹底する
情報化社会の昨今だからこそ、従業員に対してセキュリティ教育を行っていくことが効果的な防犯対策になります。サイバー犯罪で顧客情報のような機密情報が流出した場合、企業だけでなく顧客にまで被害が波及してしまいます。
被害が拡大するほど企業の信頼性は失墜するため、リスクを抑えるための対策が必要ということです。総務省の「国民のためのサイバーセキュリティサイト」においても、社員・職員全般が情報セキュリティ対策をする必要があるとしています。
従業員たった一人の不注意でウイルス感染や情報漏洩を起こさないためにも、セキュリティ教育は徹底しましょう。
企業向けのセキュリティーサービスを紹介
関西電力グループの『関電SOS』では、オフィスや店舗向けのセキュリティサービスを展開しています。3次元エリアで侵入を検知するセンサーや、窓や出入口の開閉状態を検知するセンサーなど、本格的なセキュリティ機器を低価格で導入することができます。
なお、センサーが異常を検知した際には警備員を直ちに派遣することができるので、24時間365日の警備体制を構築できます。お客様のニーズに適した最適なセキュリティプランをご提案致しますので、ぜひ関電SOSまでご相談ください。
関電SOSのオフィス・店舗向けセキュリティの詳細はこちら