アパート・マンションのベランダからの侵入防止に導入したい防犯対策をご紹介
更新日: 2023/07/12
アパート・マンションのベランダからの侵入防止に導入したい防犯対策をご紹介
アパートやマンションなどの共同住宅では、ベランダや窓からの侵入窃盗の手口が多い傾向にあります。一戸建住宅よりも高くて安全と対策を怠っていると、泥棒に目を付けられてしまう可能性があります。
本記事では、共同住宅を経営するオーナー向けに「アパート・マンションのベランダからの侵入防止に導入したい防犯対策」について解説します。入居者の安全確保や物件の信頼性を向上させるため、早期に取り組むようにしましょう。
アパート・マンションのベランダの侵入防止に役立つ防犯対策とは?
ここからは、共同住宅のベランダから侵入されることを防ぐ防犯対策について解説します。賃貸経営において、物件の防犯性を向上させることは入居率を高める上で重要な施策になります。
アパート・マンションの防犯対策①防犯カメラを取り付ける
物件に防犯カメラを取り付けることは、非常に効果的な防犯対策の一つです。防犯カメラの存在自体が犯罪を抑制する効果があるほか、犯罪が行われた場合も証拠資料として役立てることができます。
防犯カメラは犯罪発生率が低下するため、新しく入居者を募集する際にも大きなアピール材料となります。ただし、カメラを設置する際には、取付位置によって防犯効果が半減する可能性があるため、もっと効果的な位置に取り付ける必要があります。
また、取付位置によっては入居者のプライバシーを侵害する恐れもあるので、一定の配慮もした上で適切な位置に取り付けることが重要です。
アパート・マンションの防犯対策②センサーライトを設置する
ベランダからの侵入を防ぐ効果的な防犯対策の一つが、センサーライトの設置です。センサーライトは人の動きや熱源などを感知することで、自動的に点灯する仕組みの照明器具です。
常時点灯しているライトとは違い、不審者が近づくことでライトが点灯するため、犯罪者の心理的ストレスや警戒を促すことができます。これにより一定の犯罪抑止力が期待できるため、費用対効果の高い防犯対策と言えるでしょう。
ただし、センサーライトは動きや温度変化を探知する仕組みのため、エアコンの室外機が緩衝する場所など、誤作動しない様に取り付ける位置には注意しましょう。
アパート・マンションの防犯対策③防犯フィルムを貼る
ベランダから侵入される際には、窓のこじ破りや打ち破り、焼き破りといったガラス破りの手口が多い傾向にあります。これらの侵入犯罪を防ぐためには、防犯フィルムを貼ることが非常に効果的です。
防犯フィルムを貼ることにより、これらの手口による侵入を遅らせることができます。犯罪者というのは5分以内に侵入できなければ諦める傾向が強いので、いかに手間取らせるかが重要になってきます。
そこで効果を発揮するのが、防犯フィルムになってくると言うわけです。ただし、防犯フィルムには種類があるので、CPマークがあるタイプを選びましょう。このCPマークは「防犯建物部品」と言い、防犯性能が高い商品に付与されるマークです。
ガラス破りを含めたいろいろな侵入攻撃に対して、5分以上防御できる製品にのみ付与されているため、フィルム選びの基準にしてみましょう。
アパート・マンションの防犯対策④防犯ガラスに交換する
窓ガラスに防犯フィルムを施工することも非常に効果的な防犯対策になりますが、より効果的なのは防犯ガラスに交換するという方法です。防犯ガラスというのは、特殊なフィルムを二枚のガラスで挟み込んでできているため、防犯フィルムよりも耐久年数が長いのが特徴です。
通常のガラスよりも割れにくい性質を持っているため、泥棒も簡単には侵入することができません。空き巣の手口であるガラス破りに効果的なため、取り組むべき防犯対策の一つと言えます。
なお、防犯フィルムと同様に、防犯基準をクリアしているCPマークが付いているものを選びましょう。
アパート・マンションの防犯対策⑤補助錠を取り付ける
ベランダからの侵入を防ぐため、効果的な防犯対策になるのが補助錠の取付です。補助錠とは、メインの鍵とは別にもう一つ取り付ける補助的な役割を持つ鍵のことで、侵入時間を遅らせる効果が期待できます。
特に多くの窓に取り付けられている鍵というのはクレセント錠が多く、単体での防犯効果は低い傾向にあります。そのため、補助錠を取り付けて防犯効果を向上させるのはメリットも高い防犯対策です。
さまざまな防犯対策がある中でも、比較的安価で設置難易度も低い防犯対策なので、積極的に取り付けましょう。
アパート・マンション向けのセキュリティサービス
関西電力グループの『関電SOS』では、賃貸物件用ホームセキュリティを提供しています。アパートやマンションにホームセキュリティを導入することで、24時間365日、侵入や火災などの異常が発生した際に通報や警備員の駆けつける体制を構築できます。
また、備え付けのホームセキュリティにすることで、女性やファミリー層へアピールできるので入居率向上も期待できます。物件価値を高めることにつながる防犯対策のため、導入を検討している方はぜひ関電SOSへご相談ください。
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