事務所荒らしに狙われやすい事務所の特徴は?犯行手口や防犯対策
更新日: 2023/06/09
事務所やオフィスには、金庫などが置かれていることも多いため、事務所荒らしの被害に遭ってしまうケースは少なくありません。
この記事では、事務所荒らしの対策を検討している企業向けに「事務所荒らしの犯行手口や防犯対策」について解説します。
事務所荒らしに狙われやすい事務所の特徴や犯行手口とは?
事務所荒らしに狙われやすい事務所というのは、いくつかの特徴があります。まず、特定の時間帯(夜間や休日など)に人がいない事が多い事務所は、ターゲットになりやすい傾向にあります。
また、多くのテナントが入居している事務所というのは、人の出入りが多く、見かけない人がいても違和感を覚えにくいことから狙われやすい傾向にあります。その他にも、警備員が配置されていない建物もリスクが高いと言えるでしょう。
さらに、照明や防犯カメラなどの設備がなく、開口部から侵入しやすくセキュリティが甘い事務所というのも、犯罪者に狙われやすい物件になります。なお、事務所荒らしの代表的な犯行手口には「ピッキング」「サムターン回し」「カム送り解錠」「金庫破り」などがあります。そのため、これらの犯行手口を理解した上で、適切な防犯対策を講じましょう。
事務所荒らしの防犯対策
ここからは、効果的な防犯対策について解説します。適切な防犯対策を講じることで、事務所荒しを抑制する効果が期待できます。
窓や出入り口に補助錠を取り付ける
事務所荒しの防犯対策として有効な方法のひとつ目は、開口部(窓やドア)に補助錠を取り付けるということです。1つの出入り口に2つの錠前を設ける「1ドア2ロック」と呼ばれる防犯対策です。
開口部分に補助錠を設置することで、侵入者は一つの錠前を開けるだけでは侵入できないため、通常よりも多くの侵入時間を必要とします。これにより、犯罪者が侵入を諦める可能性が高まるほか、「補助錠がある」という事実だけでも犯罪者への抑止力となり、犯罪の防止につながります。
入退室管理システムを導入する
事務所荒しの防犯対策として有効な方法のふたつ目は、入退室管理システムの導入です。入退室管理システムとは、事務所への出入りをデジタル管理することで、許可していない人物の出入りを未然に防ぐことができる開錠システムです。
なお、カードキーや指紋認証、顔認証などを利用して、認証された人のみが出入り可能なシステムが一般的です。このシステムを導入することで、不審者の侵入を防止できるほか、誰がいつ出入りしたかを記録することで、万一の事故や事件が発生した際にも貴重な情報源として活用することができます。
防犯カメラを設置する
事務所荒しの防犯対策として有効な方法の三つ目は、防犯カメラを設置する方法です。防犯カメラは、事務所内外の様子を常に監視できるので、異常な動きや不審者を検知できます。また、カメラが存在するだけで犯罪を抑止する一面もあります。
また、万が一侵入や盗難被害が発生した場合、カメラの映像は捜査の重要な手がかりとなるので、犯罪者の特定に役立つ可能性があります。このように、犯罪抑止や情報収集の観点からも、防犯カメラの設置は効果的と言えるでしょう。
防盗金庫を設置する
事務所荒しの防犯対策として有効な方法の四つ目は、防犯金庫の設置です。防盗金庫は、通常の金庫よりも堅牢なため、盗難や破壊を防ぐ役割があります。一般的な金庫と比較して硬度が高く、破裂による開錠を防ぐための工夫が施されている特徴があります。
侵入者が金庫を開けることは非常に困難なため、一般的な金庫よりも貴重品の盗難を防ぐ効果があります。
セキュリティシステムを導入する
事務所荒らしの防犯対策として、セキュリティシステムを導入することは効果的です。セキュリティシステムは、侵入検知装置、防犯カメラ、アラームシステムなどを組み合わせて、不審者の侵入を検知し、その情報を速やかに関係者や警備会社に通知することができます。
そのため、セキュリティシステムを事務所に導入することで、犯罪を抑止するだけでなく、万が一の侵入時にも迅速な対応が可能になります。
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