賃貸オーナー必見!入居者に選ばれるセキュリティの高いマンションの特徴をご紹介
更新日: 2023/03/13
入居者が賃貸マンションを選ぶ際には、価格や間取り以外にも、セキュリティ関連の設備が重要視されています。マンションのセキュリティ機能を向上させることは、賃貸オーナーにとって死活問題の空室対策にもなります。
本記事では、不動産経営者向けに「入居者に選ばれるセキュリティの高いマンションの特徴」を紹介します。効果的な空室対策を模索している賃貸オーナー様の参考になりましたら幸いです。
セキュリティの高いマンションの特徴とは?
ここからは、入居者から選ばれているセキュリティの高いマンションの特徴について解説します。
オートロック
オートロックは、マンションの代表的なセキュリティ設備のひとつです。入居者のみに提供されているカードキー等で、エントランスに設置された自動扉を開錠するセキュリティシステムです。オートロックがあることで住人以外が敷地内に入りにくくなるため、空き巣などの被害を抑制できるメリットがあります。
なお、オートロックの解錠は集合キー式、暗証番号式、カードキー式、ハンズフリーキー式といった具合にさまざまな種類があります。賃貸経営のなかでも人気な設備となっており、入居率の改善も期待できます。
防犯カメラ
ポピュラーな防犯設備のひとつが、防犯カメラです。防犯カメラはマンションの共有部分に設置することで犯罪行為を抑制する効果が期待できるため、入居者の安心材料として大きな役割を持ちます。
また、マンションの敷地内で何かしらの犯罪行為が発生した際にも、防犯カメラの映像が証拠として活用できます。映像を警察などに提出すれば迅速な犯人逮捕にもつながるので、防犯カメラの設置は入居者にとっても大きなメリットになるでしょう。
モニター付きインターホン
マンションのモニター付きインターホンは、来訪者を画面で確認することができるインターホンシステムです。誰が来たのか画面で確認できるので、知らない来訪者は直接対応せずに画面越しに受け答えできるメリットがあります。
また、オートロックシステムと連携させることで、ボタン操作等で室内側からオートロックを解除できるシステムもあります。来訪者がどのような人物かを安全な場所から確認できるシステムのため、トラブルを未然に防ぐ効果があります。
宅配ボックス
宅配ボックスは、居住者が不在の時でも荷物の受け取りができるロッカー型の収納設備です。宅配ボックスにはダイヤルでカギの施錠・解錠を行う機械式と呼ばれるタイプと、タッチパネル等で操作する電気式などの種類があります。
入居者は再配達の手間がなくなるので、いつでも自由に荷物を受け取れるメリットがあります。また、「置き配」では不在時に持ち逃げされてしまうリスクがありますが、宅配ボックスがあることでリスクがなくなるため、セキュリティ対策としても効果的です。
常駐管理人の有無
管理人常駐の賃貸マンションは、入居者にとって非常にメリットがあります。たとえば、共有部分の清掃も行えるため、清潔な状態を維持できます。加えて、管理人がいることで不用なチラシのポスト投函を抑制できるので、チラシがあふれてしまうことも防げる効果があります。
また、不審者というのはセキュリティ面が脆弱な物件で犯罪行為を行うため、管理人常駐のマンションは犯罪行為をしにくい傾向にあります。セキュリティ面で安心できるので、入居者にも選ばれやすい施策といえます。
防犯ガラス
防犯ガラスは、窓からの侵入を防げる効果的な防犯対策の一つです。
警視庁が公開している「住まいる防犯110番」によると、共同住宅(3階以下)の侵入窃盗の侵入手口は、次の通りです。
1位が「無締り」
2位が「ガラス破り」
4階以上の共同住宅については次の通りです。
1位が「無締り」
2位が「合かぎ」
3位が「ガラス破り」となっています。
この結果から分かるとおり、侵入窃盗は階数に関係なくガラスを破って侵入するケースが多いということです。通常のガラスは数秒で破壊できるため、防犯ガラスでガラス破りを防ぐことは効果的なセキュリティ対策となります。
参考:警視庁「住まいる防犯110番」
賃貸物件(マンション・アパート)用のホームセキュリティ
関西電力グループの関電SOSでは、賃貸物件用のホームセキュリティを提供しています。備え付けのホームセキュリティがあることで、セキュリティを重要視する入居者にアピールすることができます。
また、侵入や火災などの異常が発生した場合についても、迅速に警備員が駆けつけるため安心です。非常時には警察や消防へ通報するので、「安心」という付加価値を物件に加えられるメリットがあります。ホームセキュリティ導入を検討している賃貸オーナーの方は、お気軽に関電SOSへご相談ください。