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美容室やサロンで取り組むべき防犯対策とおすすめのセキュリティプランをご紹介

更新日： 2022/11/15

年末年始は美容室やサロンの需要が特に増える時期ですが、不審者や窃盗犯に対する防犯対策やセキュリティサービスの導入は進んでいるでしょうか。美容室やサロンは売上金や備品など、窃盗被害に遭ってはならない物が無数に保管されています。

特に最近では顧客の個人情報の管理が厳格化され、以前にも増して個人情報漏洩の防止対策が必要です。ここでは美容室やサロンで注意すべきことや、取り組むべき防犯対策とおすすめのセキュリティプランを中心にご紹介していきます。

書き入れ時の美容室やサロンが注意すべきこと

年末年始の書き入れ時はお客様の来店数が増加傾向にあることから、店内の混雑に伴い注意力が疎かになりがちです。そうした慌ただしくなる混雑時期を不審者や窃盗犯は狙っています。

ここでは書き入れ時の美容室やサロンが注意すべきこととして、想定されるトラブルを交えてご紹介していきます。今後、防犯対策やセキュリティサービスの導入を検討している場合には、どのようなトラブルが潜んでいるのかをあらかじめ把握しておきましょう。

備品の管理を徹底する

美容室やサロンには、施術用椅子やシャンプー台、パーマ用機器、照明、ドライヤー、ヘアアイロン、鏡、ソファ、時計、インテリア、レジカウンターをはじめとして数多くの備品が用意されています。こうした備品はオークションサイトなどで簡単に売買されてしまい、現金化しやすいため窃盗の対象になってしまう可能性があります。

またシャンプーやトリートメント、パーマ材といった消耗品も未使用であれば、特に個人売買が盛んなフリマアプリなどで簡単に売買されてしまいます。そのため備品の管理を徹底することが重要です。

個人情報の流出に備えた厳重な保管

個人情報の扱いは昨今、特に注目されるテーマで、2015年10月に施行されたマイナンバー制度に伴い、安全管理措置が義務化され美容室やサロンでも厳重に保管する必要があります。特に個人経営の美容室やサロンでは、オーナーの意思次第で管理が疎かになりがちです。そのため不審者が侵入した際にパソコンやタブレットなど個人情報のデータが入った備品を持ち出されてしまう危険性に備える必要があります。

またパソコンやタブレットが持ち出されなかったとしても、データをコピーされて持ち出されてしまう危険性もありますので、店舗への侵入を防止するのに加えて機器のロックを徹底することも重要です。

売上金の窃盗被害に備えた防犯対策

上記で触れた美容室やサロン特有の備品窃盗や個人情報の流出には注意すべきですが、やはり現金の窃盗被害には特に注意が必要です。備品を窃盗し売買して現金を入手するのに比べ、売買の痕跡などを残さずに現金を手に入れることができるため、多くの窃盗犯にとって売上金の窃盗が最も効率的です。そのため最初から備品を狙うのではなく、基本的には売上金を狙って侵入し、補助的に備品を盗み出すケースが多い傾向にあります。

また書き入れ時は現金売上が増える時期でもあるため、その点でも窃盗犯に狙われやすい時期と言えます。そのため防犯カメラやセンサー類の設置をはじめ、金庫の活用はもちろんセキュリティサービスの導入も美容室やサロンの防犯対策には有効です。

店舗駐車場での事故

美容室やサロンの書き入れ時はお客様も忙しくしている時期で、不注意から交通事故も多発する時期です。そのため店舗に隣接した駐車場を構えている場合には、注意を促すなどの対策を進めることも重要です。

また車上荒らしやいたずらなど、駐車場でのトラブルが起きる可能性もあるため、お客様への注意喚起も大切です。